を使ってみたら、悪くないかもしれない。
ただ、劇的に良くなったかはなんとも言い難い。
v13に対して、
ね…ん裏(,)に移動。「ね。」が隣キーアルペジオ。
む…け裏(S)に移動。「むり」が斜めにアルペジオ。
ぬ…き裏(W)に移動。
の感じ。
左薬指-0.1ポイント、右中指+0.1ポイント。
「よね」が上下段の段越えになるが、
左シフトのまま右中指でできるし、
そこまで悪運指とは思えない。
なにより「よね。」の3連シフトの最後が【,M】のアルペジオで終わるのが気持ち良い。
「む」の連接ってそんなに考えてなくて、
難しい、昔、無理、無敵、住む、村、群れ、無視、うむ、スムーズ、
あたりが無理がなければ通し、って感じ。
今のところ右手シフトなら打ちやすい。
0.1ポイントの違いなんて変わんないよ、
ってわけでもなく、
「ね」の移動はかなり薬指の疲労に効いてる感じがある。
一方中指は大して変わらない感じ。
弱い指と強い指で、体感が変わると言うことだろう。
v13を完成版と宣言してしまったので、
これは私家版としておく。
でも本格的にこっちの運指のほうが良ければ、
マイナーバージョンアップするかなあ。
「ねえ」(【,O】)なんてのは明らかに悪化だし、
「ね。」はとても良い。
「ねい」「ねん」は同指縦連や同鍵連打で、
良い運指とは言えないが、
左右にシフトが渡るより良くなった感じがある。
「ね」(0.4%)に違和感を感じた人は、
ちょっと試してみてください。
なにせ左薬指。困った指だ。
「む」もここの方が押しやすそう。
自分の場合「ぬ」を使うことがほぼない感じしていたので、これはよさそうです。
「ね」は歴代もっともさまよえるカナで、いつも困ってるカナです。
「ぬ」は一番頻度が低いので(ほぼ統計に出てこない0.01%程度)、
実はQに出してもいいんじゃないかと昨日気づきました。
「ぬま」が打ちやすければなんでもいいかと思ってます。笑
0.数%のカナでも一万字も書けば「使いにくい」という感覚が発生するので、
配列の答えって何なのか、なかなか難しいものです。
以前「ね」をこの位置に置いたときは、中指下段の頻度で迷いました。
これはこれで中指を痛める可能性があるので、
試用しながら見極めたいと思います。
今回の私家版を参考に私も少しキーをいじってみました。
全部シフト側のキーです。
W ね→ね(そのまま)
S ぬ→む
; つ→ぬ
, む→つ
薙刀式v13(の否定的な面)で一番に感じたのが「ツが打ちにくい」でした。
次は「ケ/ヌに印象がない」(活用されていない)でした。
それで以前キーを少し変更したのですが上手く行きませんでした。
しかし、その時に得られた知見である
「薬指と小指のホームポジションより中指下段の方が良い位置」
を組み合わせて今回の変更をしてみました。
ム 胸、眠る(い)、の連接が打ち易い
ヌ (最小出現率なので連接を考えず、右手小指の疲労軽減のみが目的)
ツ 夏、辛い、いつ、追加、熱い、繋ぐ、たつ、つう…、などが打ち易い
(ツが絡む外来音は最初から無視しています)
ただ、大岡さんの書き込みを拝見すると、
この配置は右手中指が耐えられない可能性があるようですね。
個人的にはかなりの手応えを感じていますが、
ツの連接と右手中指の疲労度を中心にもう少し検証してみます。
中指下段はキーボードによってはだいぶダメージがあるので、
個人差が大きいところです。
なのでオフィシャルではあまり推奨しない方がいいかなと考えています。
自家版なら耐えられる所までどうぞ。
んの裏は、否定に使われるカナがいいなあとずっと思っていて、
なので「ぬ」「む」あたりかなあと考えてました。
「つ」がそこだと「しゅつ」「つづく」が打ちづらそう。
「つらい」は楽になるか。
あと漢語で頻出の「かん」が「づ」に化ける現象が出るでしょう。
「ヴ」をう+濁音に拘らなければ、
ヴをQ単打に出して、うの裏につ、ーの裏にわ、
という手もあります。
「つ」は本来ここだったんですが、
外来音の整理との天秤ではみ出た歴史があります。
まあその辺は使う文章にも左右されるところですが。
個人的には非常に手応えがあったので当分はこれで試そうと思います。
Q ぬ
S け/む
; ー/(無し)
, ん/つ
ヌはどうでも良いので或る意味で最適な位置に収まりました。
ムはSをようやく活用している感覚が出て来ました。
ーのシフト側を無くしたことで右小指の負担が減りました。
ツは連接がかなり良くなった気がします。(私の文章では)
欠点としては右中指の負担が明らかに増えたことと、
ご指摘の通り「かん」が「づ」に頻繁に化けるようになりました。
欠点に耐えられるかどうかは時間をかけて検証します。
ただ私は親指シフト時代の反動でどうしても小指の負担を減らしたいので、
この配置で落ち着きそうな気がしています。
中指下段をどこまで信用するかは、
なかなか判断が難しいところです。
小指を休めたい気持ちはわかるので、
しばらく使ってみないと結果は分からないでしょうね。
「つづく」「つづける」「やりつづけて」
なんて連続したときにどうなるかとか、
色々心配ではあります。
でも意外と行けるわ、みたいなこともあるので、
結果(少なくとも一週間くらい?数週間だとまた変わる?)
の感想が楽しみです。
まあ疲れてでも違和感がないほうがいい、
という決断もありなので、そのへんも分岐があるところ。
確かにこの辺りは打ちにくいです。
意識的な訓練でどこまで違和感を無くせるかですね。
逆に良くなったと思ったのは次の通りです。
普通、動物、物理、列、連れ、お疲れ、たつ、夏、綱
積んだ、伝える、辛い、いつ、ついに、追加、熱い
ついつい、通常、通気、通じる、通貨
ツイッター、ドーナツ、ナッツ、ツナ
以前のSに「は/を」を割り当てる変更はすぐに無理だと分かりましたが、
今回は行けそうな気がします。
変更に慣れた所で一度v13に戻して改めて比較してみるつもりなので、
検証作業には一ヵ月ほどを予定しています。
感想はその時に。
いずれも右手内での連接ですね。
たしかに「右手内だからなんとかなるやろ」
と責任をおっかぶせてたところではあります。
薬指と小指の組み合わせより、
薬指と中指の組み合わせのほうが楽なのは当然だなあ。
今「ね」を中指下段に移したバージョンですら、
やや辛いかもなあと感じているので、
どれだけ蓄積するかが興味ぶかいです。
途中で大岡さんの私家版の内容も取り入れた結果、
次のようになりました。(全てシフト側)
T ム
S メ
X ヌ
, ツ
; ヅ
ムは生理的な気持ち良さが増す。
メはSを活用している感が増す。
ヌは仕方ない。
ツは劇的に打ち易い。
最初はQにヌを割りててみたのですが、
左手が右手ほど器用ではないことと、
薙刀式でQに文字を割り当てない合理性を再確認しました。
またQにヌを割りてると隣り合うヌとネの感覚が似過ぎていて、
指が混乱することが多く、今はヌをXのシフト側に置いて試しています。
Xのシフト側は親指シフトでいつも「指が引っ掛かった」ので、
正直使いたくはなかったのですが、Qよりはマシかなと。
自作キーボードの導入で格子配列になりましたし。
問題はやはり「ツのデメリット」でしたね。
日本語で頻出するカンが頻繁にヅに化けるのは、
メリットを打ち消すほどのデメリットで凄いストレスでした。
ですが「ツを打ち易くすること」と「小指の負担を減らすこと」の二つを
どうしても実現したかったので、禁じ手(?)に手を出しました。
具体的には「ツとヅの分離」です。
薙刀式の清濁同置という美しさを崩す結果になりましたが、
私家版なら許して貰えるかなと。
結果的に中指の負担が少し減ったので、右手の耐久も問題なかったです。
ただ、私が文筆業ではないことや編集モードが独自なのも大きいでしょうから、
余り当てにはならないかもしれませんが。
僅かなりとも大岡さんの参考になれば幸いです。
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底なし沼に片足を突っ込んだ感覚がして来たので、
そろそろ終わりにしたいです(泣笑)。
やはり「かん」がそうなったか、という感じですかね。
僕はもう右小指は;/以外に使ってないので特に問題ないんですが、
それでも多いと感じるなら、適宜改良できるかもです。
「づ」は「つ」との連続しかほぼないので、
連続シフトを考えると/裏のほうが楽かも。
そうするとあいた;裏に「ぬ」を持ってこれるので、
X裏の気持ち悪さは捨てられるかな。
あと、キーキャップを適宜変えるだけで、
小指の楽さは変わってくるんですよ。
別の沼がこちらにもあります。笑