2021年08月11日

【薙刀式】Say NO, Use Best

頻度と字の大きさを比例するやつをqwertyローマ字でも作ってみたら、
ひどさが可視化された。
(頻度0.1%以下は表示せず。「ー」はカナだと0.5%程度だが、使用した統計にはなかった。
http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/hinshutu.htm
qwerty.jpg



図から見るだけでも、

・ホームポジションは便宜的なものにすぎず、
 ほとんど使うキーではないため、
 ホームポジションに指を置かないほうが合理的すらある
 (左手はASET、右手はUIOPかJIOP)
・AZの左小指いじめ、SWの左薬指いじめ
・TYの人差し指いじめ
・NとUに右人差し指が散らされていること
・KIの段越えの理不尽
・BS、エンターの右小指いじめ

が読み取れる。標準運指でqwertyを使うやつはバカまである。

この図からただちに、
【左】FTの交換、ARの交換
【右】NJの交換
【機能】BS、エンターとたとえばCVの交換
 (無変換、変換と交換がよいだろうが)
などの改革案が出てくる。

この配列で文章を書く人は、
ダメな事務のおばちゃんに見える。
効率悪い書類を一個一個細かく処理して、
「ああ疲れた、ちゃんとやらなきゃだめよ」
って言ってる人たち。
「そんな効率悪いのをさっさとやめて、
上に相談しなさいよ」と進言しても、
「私たちにその権限はなくて、
上から与えられたものを使うしかないから」
と言ってる感じ。
むしろ、
「それをここまで自分のものにした私たちを認めて」
と言ってるマゾ性を感じる。

凸凹の道を器用に走る運ちゃんはすごいけど、
まず道を均せよって話だ。

効率の悪い書類を間違いなく処理できる才能や、
凸凹の道を速く走れる才能は、
世の中に必要な才能とは思えない。
書類をわかりやすく統一的に扱えるようにしたり、
凸凹の道を定期的にならす仕組みをつくれるほうが、
世の中に必要とされる才能である。

この配列を使い続ける日本人は、
上から不合理なものを押し付けられても、
命のギリギリまで使ってなんとかして、
現場を乗り切り、終わったら反省もしない、
日本人のマゾ性と怠惰と馬鹿のループを端的に示しているように思う。
まるで反省会なきオリンピックではないか。


僕はこんなものボイコットだ。
同じ目的のためにもっといいルートがあるなら、
そっちを使うべきだろう。
この古くて効率悪い王国は、
技術革命で潰すべきだ。

革命のひとつに新配列がある。
そのひとつ薙刀式と比較すれば、説明なしに合理性がわかるレベル。
指と頻度_薙刀式.jpg

もちろん、音声入力、フリック、その他の新配列でもよい。
(親指シフト、月、飛鳥、新下駄、その他数十の配列がある)

qwertyだけはダメだと思った。
これで指を壊すのは当然だし、
これで自分の思うすなおな言葉が書けないのは当然だし、
これを使い続けることで歪みが蓄積して、
背骨や骨盤や肩が歪んでも当然だろう。

物書きが道具にこだわるのは必然だし、
料理人が包丁にこだわるのは当然だ。
優秀な事務のおばちゃんは文房具にこだわる。
動線を最小にして効率を最大化するのは、
獣道を獣がつくることですらやっている。

それがPCにだけ適用されてないのは、
変だと思わないの?
posted by おおおかとしひこ at 12:10| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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