2021年08月12日

【親指シフト】勝間氏が語る

親指シフトの魅力を熱く語りますっ
https://m.youtube.com/watch?v=miS07u42iEw&feature=youtu.be

「ローマ字だと、
(遅くて書けなくなる部分が多くなり)
微妙に省略した文章になる」
というのは、
我々新配列使用者と同様の実感だね。


親指シフトが向く人は、
勝間氏のような、
口からぽんぽん出るようなタイプで、
口の代わりに指を使えばOK、
というような人ではないかとちょっと思った。
いや、結果論かも知れないが。

僕は脳内発声がなく、
概念でものを考えるため、
概念に直結して指を動かせる、
薙刀式のほうが使いやすい。

あと親指シフトは左右盲をよく起こす。
クロスシフトとストレートシフトを使い分けるのは、
僕は無理だった。

また、指の使用頻度に偏りがあり、
外側の指の負担が大きいことは、
客観的に批判されてよい部分だ。
(単純頻度だけでなく、
連接、つまり指の繋がりも悪いように思える。
飛鳥、新下駄、薙刀式と比較した感覚)

なので、
手放しには親指シフトを推薦できないが、
大量にものを書くならローマ字よりもJISカナよりも、
断然すすめられる。

もちろん、
「プロの書き手を目指すためのベストで唯一の方法が、
親指シフトとは思えない。
新配列には様々なものがあり、
現在では選択肢は広がっているし、
どれが誰に向くかなんてまだわかっていない。
僕がひとつ選ぶなら、薙刀式であるが」
と注記する。


親指シフトの僕が一番批判する点は、
指の使用度のいびつさであるが、
勝間氏は音声入力9割親指シフト1割で書いているため、
そのことに実感がないと想像される。
(親指シフト使いすぎてバネ指手術をしたはずだが、
そのことについての言及はない。
僕はそここそが配列の一番大事なところだと思う。
使い手の命を削る道具は、ただの妖刀だろう)


いつかどこかで勝間氏に会うことがあれば、
薙刀式でも勧めてみるか。
今更何十年も使ったやり方を変えるかは、
その人次第だろうけど。


今から覚えるなら、
親指シフトよりも薙刀式をすすめる。
動線効率がよく、指の使用度が合理的で、
さらにコンパクトだ。
QTY使わないだけでだいぶ違うよな。
posted by おおおかとしひこ at 19:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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