僕はチェリープロファイルが好きなんだけど、
やっぱ好きじゃない。
だから自分で合うキーキャップの設計をはじめたくらい。
でも以下の写真を見て、
チェリープロファイルが合うのは、
チルト角をある程度取ったときでは?
と思うようになった。
チェリーのクラシカルスタイルのキーボードの、
新発売用の写真なんだけど、
だいぶチルト角を多めに取っている。
各列はまるで、段差のある昔のタイプライターのようだ。
チェリープロファイルの、
中段と上段が段差があって、
面が繋がってないのがすごく気になってたんだけど、
なるほど、これくらいチルトを取れば、
タイプライターの段々のようになるんだな、
とはじめてその機能を理解した。
僕はMacのパンタグラフ出身なので、
なるべくキーボードを平たく置きたい。
なんなら机面と並行にしたいくらい。
でもそうすると最下段が手前が当たり、
エッジが痛い。
そこで最下段は上下逆づけなどを工夫するわけだけど、
こんなにチルトを取るなら、
最下段はほぼ水平じゃん、と感心してしまったわ。
つまり、最下段が水平になるくらいチルト角を取るのが、
チェリープロファイルの想定使用法だと言えようか。
これくらいチルトを取ると、
パームレストを使うか、
机のへりに前腕をつけて手首を浮かさないと、
快適に打てないだろう。
なるほど、そうした全体的なシステム込みの、
キーキャップというわけか。
僕は手前を狭くしたいし、
水平に置きたい。
なんならDSAくらいでもいい。
親指がDSAだとイマイチなので、
独自のプロファイルを作り始めただけだ。
キーボードの置き方、手の置き方で、
快適なプロファイルは変わるという、
ごく当たり前のことにやっと気づいた。
SAやその他のプロファイルも、
想定された使い方があるのかもね。
僕はなるべくMacのMagickeyboardのような置き方で、
シンプルに使いたいし、
撫で打ちをしたい。
タイプライター風にチルトするのは、
どうも性に合わないっぽい。
今度何かのキーキャップが合わない時は、
チルトを検討してみることにしようかな。
あるいはそのチルト角で3Dキーキャップを使うとどうなるやら。
2021年08月22日
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