2021年08月25日

【薙刀式】キーボードの置き方違いで打鍵感の統一をはかる

わざとチルトにしたりテントにしたり、水平に戻したりすると、
打鍵の感覚が変わる。
それらを平均的にいいスコアになるように、
キーキャップの傾きなどを調整するといいことがわかってきた。


テントで打ちにくいな、と思ってキーキャップの傾きを調整して、
水平に戻ると、
問題を感じていなかったキーの打ちやすさが、
さらに改善していることがある。
その逆はない。
ということは、改善する一方なので、
このやり方を発見してだいぶ進化が進んだ。
テントからも同様。
なんか打ちづらいなあ、と思うものを改善することで、
水平でもチルト状態でも打ちやすくなっていく。

今まで水平置きだけでものごとを考えてきたので、
これは盲を啓かれる勢いだ。


なんとなく、それぞれの置き方で、
キーの押しやすさが変わる気がするのでメモ。

チルト:
上段に手が届きやすくなる
中段が突き刺し打ちになりがち
下段が、上中段と全然違うキーに感じる
突き刺し打ちになりがちで、滑り打ちがしにくくなるからだろう

水平置き(といっても逆チルト気味になっているが):
上段がやや遠くなり、親しみが薄れる
中段が一番打ちやすくなる
下段が上段より打ちやすく感じる

テント:
内側が打ちやすくなり、
外側が打ちづらくなる
親指があがるので、やや打ちづらくなる
上段は遠く感じるまま
外側下段が打ちづらくなる
全体にスピードが落ちる


こんな感想かな。
キーボードのセッティングを変えるだけで、
各キーの打ちにくさや打ちやすさが変わるということは、
よく使うキーを大事にした置き方をすれば、
配列によってはベストのセッティングが変わりうるということではないだろうか。
そこまで意識したことなかったが、
これくらい違うと、
だいぶ関係してくるのではないか、と思った。

既成のキーボードでも、
チルトスタンドを立てている場合と、
スタンドなしの場合では、
打ち心地はかなり違う。
パームレストありなしでも違うし、
その高さが1ミリ変わるだけでも打ち心地は変わってくる。
こうしたことと、
頻度の分布や連接の具合というのは、
関係してくるのではと思った。

つまり、作者のセッティングは、
「打ちやすい/打ちにくい」という判断に、
かなり影響しているのでは?と思ったわけだ。

そのようなメモが残っているのは、
新下駄のkouyさんだけで、
他の配列の作者は不明だ。
物理セッティングの違いだけで、
上段と下段のバランスとか、
内側と外側のバランスとか、
だいぶ変わってくるのではないだろうか。

また、いまのところ、
「打ちやすい/打ちにくい」という判断にしているが、
「疲れる/疲れない」というファクターと一対一かは不明。
posted by おおおかとしひこ at 11:24| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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