2021年08月27日

【薙刀式】手首の回転をしないような3Dキーキャップ

色々な工夫をしてきてもまだ完治しきらない俺の腱鞘炎は、
何が原因なのか?
最近気づいたのだが、
「真上から見て外に回転する手首の動き」原因説。
(左手なら反時計周りのヨー回転)
それを抑制するような3Dキーキャップを再設計しはじめた。


そもそも真上から見た時、
ロウスタッガードでは、
手首は左に回転している。

とくに左手は左側の外へ捻られる形で、不自然だ。

WやAを打つ時、
僕はどうも手のひらを左へひねる動きと、
指の動きを複合しているっぽい。

右手はそもそも外に回転させる必要はないし、
そもそも器用なので指と手首は独立してるみたいだ。

つまり、
不器用な左手は打てば打つほど、
「手首を回転させては元に戻す」
という余計な動きをしている。

これが蓄積して痛みになり、
ロウスタッガードを僕は捨てて、
自作キーボードの「左に捻らない」物理へ来た。

でも、左手は無意識に、
左に回転しながら打っていたようだ。


前腕内側、
親指の付け根から、肘の外側へ斜めに走る腱がある
(橈側手根屈筋、その周辺筋、深層筋などの複合体)が、
僕はそこがずっと痛い。
で、この腱は何に使われるのか冷静に考えると、
手首のヨー回転だ。
(打鍵姿勢を真上から見た時に、左手を反時計にひねる動き)

つまり、物理はひねる必要はないくせに、
僕は勝手に左手をひねりながら打っていたっぽい。
だから腱鞘炎が治りゃしないのだ。
ずっと同じ打ち方をしてるんだから。


ということで、
その手の捻りを抑制するような角度に、
3Dキーキャップを修正することにした。

球型ベースのスタイルだと、
外側の指、小指や薬指は、
外にひねりながら打つ方が楽で、
(球を外に撫でるような感じ)
ここが原因かも知れないと疑う。

あるいは、
左ロウスタッガードで開発された薙刀式は、
「左手が左回転するアルペジオ運指」がよくある。
「って」GE、「みて」BE、「まで」FE、「して」RE、「ひと」XD
などが典型的だ。
腕を外旋するローリング回転と、
手首を外側にひねるヨー回転の両方を使って、
僕は打っていた。

この癖を、格子配列に持ち込むべきではない。

せっかくの3D曲面なんだから、
わざわざ手首を捻らなくても打てるような角度を見出せないのか?

それをここ数日考えてて、
少しずつ形にしてみている。



これまでは重要なFJから順に、
キーキャップの角度や高さを決めて来たが、
これがだいぶ完成してきたため、
今度は逆に、
小指中段、薬指中段から決めて、
手の捻りをなくす小指薬指をつくってから、
それに合わせて中指、人差し指、親指と、
逆順に修正していくやり方になった。
サドルプロファイルでありながら、
さらに進化した曲面になってきている。

これまでは人差し指、中指から、
薬指小指へと流して作っていたから、
だから外へひねるような手の流し方になってたかもだ。


たしかにこれだと、
手首の外捻りが抑えられる。
これはひとつのパラダイム転換をしたかも知れない。
指をすっと下ろせるような角度を、
発見しつつある。


これだとハノ字にキーボードを置かなくて済む。
まっすぐおいて、手をハノ字にするだけでいい。

左右分割キーボードは、
FJ合わせで筐体に対してまっすぐ手を構える、
というやり方を無意識にしていたが、
小指のヘリ合わせ、という新しい合わせ方の構えになりつつある。
こうすると手首を回転しなくてよくなる感じ。
これにデフォルトのキーキャップでは角度があっていない。

この見方は新しいぞ…
自キ勢はハノ字と手の角度について、
まだここに気づいてないのでは…

ちなみにマステで角度を微調整しまくっている。
見た目は汚いがしょうがなし。
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posted by おおおかとしひこ at 10:59| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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