2021年11月03日

【薙刀式】qwertyにおける自由文動画

nagifunさんによる1500越え動画。
https://youtu.be/SwWz_L0GSTY

(追記: 以下の文は以前の動画の感想で、
上に貼った新しい動画の感想には当たらないかもしれない。
とりあえず現状このまま置いておく)
ご本人は疲れないと言っているが、
僕は見てるだけで手が痛くなってくる。

こんなに早く打ち続けることは出来なさそうで、
こんなに忙しく打ってるのに、
字の進みが相対的に遅いのは、
ちょっと耐えられそうにない。

打鍵音が強いのも拍車をかけてるかな。
(リアルフォース45gかな?)

これだけ強く、速く打っても大丈夫なのは、
僕は特殊能力だと思う。

僕の手書きは900越えだけど、
それは特殊能力だと思っている。

それはつまり、「万人には無理」という意味だ。

qwertyをここまで鍛えるのと、
薙刀式で同等の速度まで行くのは、
どっちが楽なんだろうか。
手の速度の限界的に、
薙刀式のほうが楽な気がする。

僕はいまだにqwertyは530から伸びてないし、
1500/1.7=880くらいは行くのかも知れないけどね。

逆に、「万人が目指すのはどこか?」
を僕は考えている。
このレベルのqwertyは無理そうで、
薙刀式の1500ならなんとかなりそうに思える。
いろは坂は打鍵数的には楽そうに見えたが、
範囲の広さで躊躇うよなあ。

理想を言えば、もう一段階範囲が狭いカナ配列が、
「万人が使える道具」になるんじゃないかと思ってるが、
まあそれはいつか作るかも知れない。


本題に戻すと、
第一印象は、暴れるように、嵐のように打っている、
と感じた。
それは、qwertyの打鍵数の多さと、
あちこちに散る動線が、
そうさせているのだと思う。

変換をかけるまでがとても長いのが印象的で、
僕は最近変換を信用してないから、
わりと短く確定していくんだけど、
長めの連文節変換、やっぱいいなあ。

主語述語から語尾にいたるまで、
一気にqwertyで打てるもんなんだな。
いや、昔の僕のqwertyも、
これくらい長く打って変換をかけてた。
そうしないと考えが蒸発しそうで、
蒸発する前にとりあえずひらがな状態でもいいから打っとこう、
みたいな意識があったように思う。
先に大量に予約しておくような感覚。
で、予約しておいたものを、
変換後に吟味する感じ。

だからqwertyの打鍵って、
大量予約→吟味→大量予約…
という間欠泉的なループをしていたように思う。
吟味の部分で思考が寸断されるから、
寸断されないひとまとまりの思考が、
大量予約になってく感覚。

薙刀式の今はそうしてなくて、
こまめに変換確定しながら書いている。
ていうか、変換確定を見てなくてノールック確定して、
確定した後に間違いに気づいたら、
便利な編集モードで再変換してしまう。
だから、基本「思ったことが連綿とその場で作られ続ける」
というところてん方式になってる感じ。
大量予約→吟味の二段階ではなく、
一段階で脳と繋がっている感じがする。

いみじくも、ご本人がコメントで述べていたように、
BSやエンターの間にバッファをためる、
ような感覚を語っていたので、
大量予約の時間が、
この書き方にはあるように思えた。

今の僕の薙刀式にはない感覚だ。
バッファに積んだら脳が圧迫されるのは明らかで、
僕はバッファなしで脳と文字を直結したい。


あと地味にすごいのが、
全角半角、エンド、カーソルなどを一発で打てていること。
これもブラインドタッチなのかなあ。
僕は全くこんな遠くを打てる自信がない。
Qですら遠すぎるぜ…
(どうしても打つときは薬指で代用している)

カタカナ入力はどうしてたっけ。無変換?
一発で行ったケースがあったが、
どこだったっけ。


運動神経的に、
僕の数倍の身体能力のあるパフォーマンスに見えた。
僕が一生たどり着けないステージの打鍵だ。
だからこそ、
「その素晴らしい能力を、
こんな無駄な入力方式で空転させている」
ように見えてしまった。

たまにe-typingの長文動画を見るけれど、
タイパーには申し訳ないが、
「こんな駄文のためにこんなに指をフル回転させる必要ある?」
って思ってしまう。
文章の質と指のコストが合ってない。
つまり、コスパが悪いように思えるんだよね。

タイパーの人たちの打鍵を見ると、
まるで手指が痙攣してるように動き続ける感があり、
剣の達人のように動きが小さくならないのは何故だろう、
といつも思う。
おそらくqwertyの動線の無駄さがそうさせている気がする。


今回より長い文章だとどうなるんだろう?

経験的に、
10分で1500出せても、
15分だと1500以下になることが多い。
10分くらいだと無呼吸連打みたいに打てるけど、
2000字を超えると、じっくり考えないと書けない量だからね。

なので15分以上打った時に、
このパフォーマンスがどう変化するかを見てみたいなあ。


理想は小一時間かけて、5000〜6000字くらい書きてえな。
そのときは1000切ると思うんだよね。

挑戦者求む。
他の打ち手、配列だと、どうなるだろう?
posted by おおおかとしひこ at 23:36| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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