教科書は、物の作り方を教えてくれる。
でも、ものを作る人生のことはあまり教えてくれない。
クリエイターとして生きていきたいと思う人は、
多分以下のような生き方を知る必要があり、
このような人生が一生続くイメージを持つと良い。
・一生、面白い、面白くないと言われる人生
・面白くないと言われて心的ダメージを受けない生き方
・面白いと言われて天狗にならない生き方
・なぜ面白いか分析する生き方
・その分析を自分で応用できる生き方
・古今東西の名作から学ぶ生き方(一生勉強)
・古今東西の失敗から学ぶ生き方(一生勉強)
・年下の才能のある人に嫉妬しない生き方
・年上の才能のある人を凌駕する生き方
・面白さとは多次元であり、一次元的な評価と思わない価値観
・にも関わらず、古今東西のすべてと比較される人生
・一人でこもる時間の過ごし方
・どうなりたいかゴールを共有するコミュニケーション力
・オリジナリティを尊ぶこと
・発展させること
・被りを研究すること
・定番と定番破りを知ること
・正しい食事と運動と睡眠について
・発明し続け、変わり続けること
後半は、社会人としての生き方に被るだろうし、
前半は、芸人としての生き方と被ると思う。
ひとつひとつは解説しない。
クリエイターとして潰れずに生きてゆき、
クリエイターとして開花して、
クリエイターとして長年続けなければならない。
才能は枯れても、能力は残ったりするから、
長いこと稼ぐ手もある。
才能の燃える瞬間は、
三年とも十年とも言われる。
ほんとうに燃える瞬間は半年という説もある。
人生でモテ期が三回あるように、
クリエイターとして輝く時期が三回ある説もある。
大器晩成もあれば、早熟一発屋もある。
不遇の若い頃もあれば、
芽が出ずにやめるときもある。
あなたがどういう道を歩むとしても、
上のことは共通だと思う。
幸あれ。
詳しく解説するほど、
僕はまだクリエイター人生を俯瞰していない。
ただ、先日の、
「僕もクリエイティブ職につきたかったんだ」
と言ってたおじさんのことをずっと考えている。
憧れでは出来ない。
自分の才能のなさと戦い、
自分の才能の爆発のしどころを探し続ける人生に、
あのおじさんは耐えられるかな。
会社で長いこと生きた人ほど、
名指しで世の中に出る人生は、
知らなかったことの連続になって、
たくさん傷つくかもしれない。
まあ、それでもなぜやるか?
という最初の炎こそが、
もっともクリエイター人生で大事なことかもしれない。
ただ褒められたからとか、
ただ有名になりたいとか、
ただ金持ちになりたいだけでは、
クリエイター人生はつとまらない。
ずっと「おもしろさ」について、考え続ける人生だね。
2021年11月27日
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