2021年11月27日

【薙刀式】手の速度と文字の速度

ローマ字:カナの打鍵数比は1.7だ。
ローマ字は、カナの1.7倍数を打たないといけない。

でもその分ほどカナ配列が速くなる訳じゃなくて、
「ローマ字と同じ速度に到達して、1.7倍手が楽になった」
という人が多い気がする。


もともと新配列に手を出すのは、
「効率化」という目的だろう。

効率はコスパだから、
速くなるか、労力が減ればプラス評価になる。

でも1.7という数値があるから、
ローマ字からカナ配列に変えれば、
「同じ手の速度ならば、1.7倍文字が速くなる」
はずなのだが、
実際のところ、
「同じ文字の速度で、1.7倍手がゆったりする」
ことの方が多いようだ。

なんでやろ?


思考速度が蓋をしてるのかも知れない。

もともと思考速度一杯まで、
ローマ字で書いてた
→カナ配列に変えた
→文字の速度は思考速度までで変わらず、手が楽になった

ケースが多いのだろうね。

僕はローマ字で書けなかったスタートだから、

ローマ字が遅くてしょうがない(530)
→薙刀式に変えた
→速くなった(1500)

と、1.7倍どころか2.8倍に文字が速くなった。

これを1.7で割れば手の速度が出るが、
それが1.66。

サイトメソッドの手の速度の1.66倍手が速くなり、
サイトメソッドの文字の速度の2.8倍文字が速くなったわけだ。

手が速くなったのは、
ブラインドタッチにしたことと、
動線効率が良くなったことが大きいだろう。

僕みたいにブラインドタッチ出来ないスタートからやると、
新配列の効率を実感しやすいだろうなあ。



でもまだ1500じゃ足りなくて、
もっと速くなりたいなあと考えている。
運動的な手の速度は、
タイピングゲームで地道に鍛えればいいのかな。
そうじゃなくて、動線効率でなんとかならないかな、
と今は考えている感じ。

「ローマ字の手の速度でカナ配列を打てば、
1.7倍に文字が速くなる!」
と単純な宣伝文句があるけど、
ほんとにそうなった人はどれくらいいるんだろ。
大体「もとのローマ字の速度で頭打ち」
ばかりを見聞きする。

「ローマ字でも新配列でも、
まだ思考速度に足りねえよ!
そしてそんなに手を速く動かせねえよ!」
って言ってるのは僕くらいのもんかな。


「新配列に手を出したので、
ローマ字より速くなったし、
速くなったのに手が楽に!」という結果が理想だと思う。

たとえば、
ローマ字の1.5倍に文字速度があがり、
手の速度が0.9倍になればその感想はあると思う。

ローマ字の1.3倍に文字速度があがり、
手の速度が0.8倍くらいになって楽してる、
みたいなあたりが、
現実的にありそうなラインかも知れないね。


それくらいになるための、
習得のコストを考えるべきではないかなあ。

薙刀式習得のコストは、
そのリターンから見ると低くてお得な気がする。
posted by おおおかとしひこ at 15:42| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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