ローマ字:カナの打鍵数比は1.7だ。
ローマ字は、カナの1.7倍数を打たないといけない。
でもその分ほどカナ配列が速くなる訳じゃなくて、
「ローマ字と同じ速度に到達して、1.7倍手が楽になった」
という人が多い気がする。
もともと新配列に手を出すのは、
「効率化」という目的だろう。
効率はコスパだから、
速くなるか、労力が減ればプラス評価になる。
でも1.7という数値があるから、
ローマ字からカナ配列に変えれば、
「同じ手の速度ならば、1.7倍文字が速くなる」
はずなのだが、
実際のところ、
「同じ文字の速度で、1.7倍手がゆったりする」
ことの方が多いようだ。
なんでやろ?
思考速度が蓋をしてるのかも知れない。
もともと思考速度一杯まで、
ローマ字で書いてた
→カナ配列に変えた
→文字の速度は思考速度までで変わらず、手が楽になった
ケースが多いのだろうね。
僕はローマ字で書けなかったスタートだから、
ローマ字が遅くてしょうがない(530)
→薙刀式に変えた
→速くなった(1500)
と、1.7倍どころか2.8倍に文字が速くなった。
これを1.7で割れば手の速度が出るが、
それが1.66。
サイトメソッドの手の速度の1.66倍手が速くなり、
サイトメソッドの文字の速度の2.8倍文字が速くなったわけだ。
手が速くなったのは、
ブラインドタッチにしたことと、
動線効率が良くなったことが大きいだろう。
僕みたいにブラインドタッチ出来ないスタートからやると、
新配列の効率を実感しやすいだろうなあ。
でもまだ1500じゃ足りなくて、
もっと速くなりたいなあと考えている。
運動的な手の速度は、
タイピングゲームで地道に鍛えればいいのかな。
そうじゃなくて、動線効率でなんとかならないかな、
と今は考えている感じ。
「ローマ字の手の速度でカナ配列を打てば、
1.7倍に文字が速くなる!」
と単純な宣伝文句があるけど、
ほんとにそうなった人はどれくらいいるんだろ。
大体「もとのローマ字の速度で頭打ち」
ばかりを見聞きする。
「ローマ字でも新配列でも、
まだ思考速度に足りねえよ!
そしてそんなに手を速く動かせねえよ!」
って言ってるのは僕くらいのもんかな。
「新配列に手を出したので、
ローマ字より速くなったし、
速くなったのに手が楽に!」という結果が理想だと思う。
たとえば、
ローマ字の1.5倍に文字速度があがり、
手の速度が0.9倍になればその感想はあると思う。
ローマ字の1.3倍に文字速度があがり、
手の速度が0.8倍くらいになって楽してる、
みたいなあたりが、
現実的にありそうなラインかも知れないね。
それくらいになるための、
習得のコストを考えるべきではないかなあ。
薙刀式習得のコストは、
そのリターンから見ると低くてお得な気がする。
2021年11月27日
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