あけましておめでとうございます。
コロナの出口は見えたようで近くにいるようで、
いつになることやらですね。
コロナが映像業界に与えた影響は、
甚大なものだと思います。
ただでさえ日本は不景気に落ち込んでいて、
予算は少なくなっていたはず。
そこへコロナが来て、ちょっとした投資すら行われなくなり、
「確実に儲かるものしかやらない」みたいに貧乏人の意識になってきました。
つまり、冬の時代の到来といえましょう。
いけいけどんどんだった時代は、2000年代までなのかな。
大震災とリーマンショックを境に冬になり、
ついにコロナで氷河期確定みたいなことかしら。
映画は、映像は、湯水のように何かを使って、
ある種の贅沢をしないと面白くありません。
別世界をつくるとはそういうことです。
しかし今やそのやり方が10年失われ、
おもしろいものをつくる伝承が途絶えつつあるという危惧すらあります。
おもしろいとはなんでしょう。
映画が与えるおもしろさは、
他の何かが与えるおもしろさより勝っているでしょうか。
あの「マトリックス」の続編がせっかく出来たのに、
この世間とのかみ合わなさは一体なんでしょうか。
なぜマトリックス4は出来が悪かったのでしょう。
コロナで不安な状態で、架空の物語や幸せが、
嘘くさく感じるからでしょうか。
所詮つくりものじゃないかと。
そうならないためには何が必要か、
我々書く者たちは、真剣に考えなければなりません。
僕は映画こそ、人類がつくった最高の娯楽のひとつだと思っていますが、
その最高の娯楽に、今映画が達しているようには思えないですよね。
映画のポテンシャルを使い切っていない感じがする。
もっとゆたかに映画のポテンシャルを使い切った、
新しい娯楽が映画から生まれて欲しいなと思います。
もっとも、映画はすでに進化を止めたオールドメディアであり、
ネットフリックスやYouTubeや、
まだ見ぬ何かこそが、物語の最先端になるのかもしれません。
帝国劇場でやる演劇のように、マスのメディアではなく、
一部の好事家のものになるのかもしれません。
そのときは映画ではない、別のメディアがはやるのかもしれません。
映画は、マーケティングとかデータ分析とか言い出してから、
わくわくするような何かがなくなっていったように思います。
「ある予想できる枠内におさまっている」という感覚を受けます。
「小さくまとまること」は、
創作物で、一番やってはいけないことだとおもいます。
今年2022は、僕は12年に一度来る大殺界です。
前の大殺界は、二度と経験したくない人生最悪の年でした。
今年もそんなことが起こるのかなあ。
自分の活躍は2023以降かと思うと、今から気が重いです。
別の占いでは、裏運気といって、普段と違う活躍をするそうです。
いい占いのほうを信じるとしましょう。
脚本論はコツコツやってるし、参考にされている人も毎日100人以上います。
どこかで芽吹くといいですね。
今年の春にまた脚本添削スペシャルはやりたいと思います。
てんぐ探偵は七章は書き終えたので、
八章、完結編の構想に入っています。
プロットはすでに出来ているので、ひまを見て書き溜めていきたいですね。
キーボードは薙刀式が14で安定した完成版となったので、
物理周りを詰めていきたいですかね。
3Dキーボードの設計をしたいと企んでいますが、
うまく行くかしら。
そんなこんなで、次のおもしろいことを考えていきたいです。
2022年01月01日
この記事へのコメント
コメントを書く