tkenさんが面白そうな話を振ってたので乗っかる。
> ファインマンさんで僕が好きなのは「ワン・ツー・スリー」の話。頭の中で数字をカウントしながら「しゃべることができるか?」「文字を読むことができるか?」という話で、これが人によって違いがあるらしい。ぼくはしゃべりながら文字をカウントすることが絶対にできないんだけど、逆の人もいる、と。
自分でやってみた。
・脳内カウント+文字を読む→余裕
・脳内カウント+しゃべる→無理→しかし工夫したら行けた
まず僕は脳内カウントを、
脳内発声でやるみたいだ。
数字のカウントだからそう思ったのかな。
で、脳内発声なしで文字を読むので、
脳内発声カウント+発声なしの読む
で簡単にクリア。
しゃべるほうは、
脳内発声カウント+音ありでしゃべる
ため、脳内でぶつかり、無理だと思った。
だが、「発声がぶつかるからでは?」と思い、
脳内数字カウントをイメージビジュアルでやる
(数字の絵が次々に出てくるイメージ)と、
脳内発声なしカウント+しゃべることはできた。
これらからわかることは、
「音の要素は被れない」ことと、
「音とビジュアルは別々に処理できる」
ということだろうか?
ちなみに、
「数字ビジュアルをイメージしながら、
文字を読む」も行けたが、
このとき、どちらかは脳内発声を伴うことを確認。
(文章が簡単なときは文章が発声を伴い、
文章が難しくなってきたら、
カウントは脳内発声メインになった)
つまり、少なくとも僕の脳内は、
2ウェイ方式で、
混線するチャンネルがあれば、
振り分ける機能があるみたい。
へえ。おもしろいな。
これは、
言語の機能において、
視覚と聴覚は並列で動いてるってことかな。
もし触覚でも言語が出来るのなら、
3ウェイが可能なのかな?
手話とかブラインドタッチとか?
ブラインドタッチで試してみたところ、
出てくる文字を見ながらだと脳内発声カウントで、
キーボードがないときは脳内発声で文章が出てきた。
さすがに3ウェイは無理のようだ。
聖徳太子ならいけるのかな。
こういうの、どこの研究所で調べてんだろ?
文字とはなんぞや、にかなり肉迫している気がする。
訓練次第で慣れたやり方と逆のやり方もできるようになるものなのかもしれませんね。
あと養老孟子さんがたびたび言及されているのですが、言語は脳の中の視覚と聴覚が交わる部分で発生するのではないか?と言う話も個人的には大好きです。
こう言った話が配列設計に関係あるのかはわかりませんが、もしかしたら関係があるのかも??と思いながらあれこれ考えるのは楽しいです!
頭の中にパチンコのルーレットの数字とか、
カウントダウン的な数字をイメージすれば、
行けますね。フォントは統一しといたほうが楽。
漢字もできました。
脳内発声でカウントするときは、
標準語でも関西弁でもできましたが、
英語では無理の模様。慣れもあるでしょう。
お風呂で10数える時の記憶を思い出すと、
音で出すより頭の中に「数字のイメージ」が先にありました。
それを音に出すか視覚イメージで出すかの違いみたいです。
ただし、視覚イメージは、
10を超えると間違いやすいです。
並ぶと難しくなる。
20以上は無理かも。
慣れで訓練すれば伸ばせるのかなあ。(なんのためかは不明)
https://minds.jcqhc.or.jp/n/pub/3/pub0081/G0000797/0005
の下の方の図を見ると、
視覚性言語中枢と聴覚的言中枢が隣り合ってるので、
交換可能な感覚なんじゃないかと予想します。
(脳のどこが何を担当してるかは、
脳の損傷者の研究をするしかないんですよね。
意図的に潰すわけにいかないし…)
思考と指の関係は、「人はどうやって考え、文字を書くのか」
「考えと文字の関係」というものすごい大事な研究領域だと思いますね。
論理配列を研究してる我々が当たり前に知ってることでも、
専門の研究者が知らないことがあったりして。