2022年01月08日

【自キ】狭ピッチは、指の正確性とのトレードオフかも

chocスイッチは14mm直径なので、
密集させれば理論的には14ピッチが作れるはず。
それ用のキーキャップをまず作り、試打してみた感想。


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現状、粘土のモックはこうなっている。
キーのトップ面はサドルプロファイルと同じで、
スケールだけ小さくしたので、
使い勝手が変わらずとてもよい。
直径14mmで作ってみた。

TH、.,あたりが14ピッチちょい。
3Dなのでばらつきがあり、UIあたりは19くらい。
この変ピッチというか、
人間の指に合わせたピッチというのを試したかった。


右手しかないから、
左手を空で打つとして、
しばらく空打ちしてみた感想で言うと、
たまに正確性が犠牲になるな、
ということ。
キーの真ん中でなく、ヘリを打つ時が、
たまにあった。

さらに観察すると、
上段または下段の、外側を打つときの、
手首がホームポジションより回転ないし移動しているときの、
高速アルペジオあたりで起こっている。

つまり、軽い指の動きに、
重い手首がついてこれず、
思った正確な場所に指がいれない、
という現象があるっぽい。


なるほど。

19ピッチという僕には広いなあと思えるものにも、
「指は真ん中を打たないこともあるよ」
という合理が隠されているんだね。

だからといって、
19ピッチのままでいいとは、もちろん思えない。

また、
同様に、手首の回転や位置がホームポジションから動くと、
指の当たる角度も、ホームポジションとは変わる。

そのときにも自然に打てる、3Dカーブが必要だな。



狭ピッチは、全然研究されてないと思う。
3Dに至ってはなおさら。
新雪に足跡をつけながら冒険する気持ちだ…
posted by おおおかとしひこ at 13:51| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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