2022年01月21日

【薙刀式】膝上システムの可能性

キーボードは机の上で打つべきか?
膝上で打つべきか?
答えはなかなかないよな。


ピアノの最適な高さは、
前腕が水平になる高さだそうだ。
タイプライター時代のタイピスト机は、
その高さに調整されていた。
今の事務机よりもずっと低い。

パソコン専用机のキーボードの高さは、
これに合わせてある。
だが専用机なんてここ最近全然見ないよね。

事務机やカフェの机は、
キーボードを操作するには高い。
前腕は水平より上がり、
それを解消するために手首は下がり、
腕の中の筋は折れ曲がったまま負荷を受け続ける。


じゃあ膝上ならば?
悪くないけど、
少し低いんじゃないかと思う。
ただ、腕を体側に沿わせてレストできるから、
机より良さそうな気がする。

だけど膝上システムって、
腰に悪い気がするんだよね。
どんどん腰が前に出て、
だらしない姿勢で打つには最高なんだけど、
これを長時間やるのは大変そうだ。

机から懸架するキーボードトレイは、
自宅ならば最適な高さをつくることができる。
それを持ち運びできるようにした、
「バビロン(DMM.makeで販売中)」は、
悪くないがセットと撤収の手間がめんどう。


以下のような膝上システムを見た。
https://mobile.twitter.com/Umeko_Products/status/1483783468094210050?cxt=HHwWhIDStf3MupcpAAAA

HHKBとトラックパッドを一体型に出来ている仕組み。
CNC使わずにノミで彫ってるのか。
僕もやってみたいな。
MiniAxeをセットできるようになると面白そう。


このシステムが便利なのは、
机の上のものをまるっとダラダラ姿勢に持ってこれて、
また机の上に戻せることだろう。
一体型無線操作盤ということだね。

HHKBがエンドゲームの人がうらやましい。
僕はHHKBではまだ足りないのだから。

全体的に重そうということと、
ダラダラ姿勢で腰を悪くしないかの、
二点が気になる。
実際に触ってみたいなあ…
キーボードイベントの再開を望みたい。

あと家で使うの限定だろうな。
持ち運びはちょっと嵩張るね…

多分このシステムだと、
机の上→膝上→また机の上と、
適度に寝返りを打てるのが楽そうだ。


キーボードトレイはいくつか試作してきたが、
まだこれというところまで来ていない。
そもそも膝上システムが最適かもわからない。

自分の体に合わせた、
座った姿勢の時にピアノの高さになるような、
膝上システムがベストだとは思うものの、
どうやったらそういう仕組みがつくれるか、
思いついていない。

・クッション+お盆→嵩張る、安定しない
・お盆に両足がついてて、椅子の座面に足を置いて座面からいい高さに
 →折りたたみ機構をどうするか、木工+ヒンジ?
・机から懸架する仕組みのトレイ→机の厚み、高さが、カフェによって違う

そしてそもそも、
ピアノの高さって、
肘をどう休ませるかという問題が出てくる。
膝上システムは、肘を体側につけるとどんどんダラダラしてくるし。
アームレストごといるのかな。大仕掛けになりそうだな….
posted by おおおかとしひこ at 16:58| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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