「フリックなみに簡単にカナ入力できるキーボード」
を考えてたらできた。
実装はしていない。コンセプト配列だ。
自作基盤とQMKがあればできそう。
手持ちのキースイッチテスターで空打ちしてみたら、
小一時間の訓練で、秒2〜3カナは打てるようになった。
慣れれば、400字/10分は行けるんじゃないか。
5×5のテンキーのうち23キー使用。
右手マクロパッド想定。
(左右反転で左手カナ入力もできると思う。
2個左右キーボードを繋げればダブルで打てて速くなる?)
格子配列用だけど、
普通のキーボードでもアレンジすれば行けるかな。
カタナ式よりコンパクトに収まったが、どっちが楽かなあ。
中指をテンキーでいう5の位置に置き、
これをホームポジションとする。
123456789の位置に、あかさたなはまやらがある。
これらを人差し指や薬指で打たず、
「中指をそこに動かして打つ」想定。
ア段カナはそれでおしまい。
イ段〜オ段カナは、
「中指を押しっぱなしにしたまま、
人差し指ないし薬指を押す」
ことで出す方式だ。
フリックが線を4方向に弾くのに対して、
これは、中指始動の押しっぱなしアルペジオで打つ方式。
なので、フリックの上下左右の4方向というよりは、
2指が押しやすい配置になっている。
なので、123456789の9キーの周りにもう一周分のキーがある構造。
左上2個はいらないので、計23キーを使います。
従来の標準運指法は、固定したキーを固定した指で打つが、
この23フリックは、中指をまず色んな所に動かしてから、
指の形でずらしスタンプするような考え方だ。
以下これを「フリック押し」とよぶ。
左3個は、っ、ワ行、句読点と長音。人差し指伸ばしで打つ。
右3個は、BS、エンター、記号。薬指伸ばしか小指で打つ。
上3個は、カナ、英語、数字の単打切り替え固定。これは目視で良い。
下5個は、シフト兼スペースキー(親指操作)と、
カーソル(ホームポジションを崩して操作)。
上下の切り替えキーとカーソルキーは目視で。
あとはブラインドタッチでできるはず。
濁音は、シフトキーを押しながらフリック押し。
つまり、親指+中指を押しながら、人差し指ないし薬指。
これで濁音同置。
小書きは、シフトキーを押しながらフリック押し。
ヴのみ例外とした。
半濁音は、ナ行の濁音部に置いた。ハ行の隣という妥協。
拗音、外来音は二打方式。
(8母音に拡張すれば拗音は1フリックに収められるがやめとく)
全カナ、機能キー、記号の打ち方はこちら。
英語はハーフqwertyとした。シフトキーを押している間左手側になる想定。
大文字にもできないし、記号類は考えていないので、
英語部は要検討。
数字はテンキーになる。
一応右手4本指しか使わない操作法ではあるが、
どれくらい慣れて、
どれくらい速くなるかはなんともいえない。
スマホのフリックのいいところは、
モードチェンジするとキーの印字が変わることだけど、
そうした動的変更に対応できない物理キーだから、
誰でもブラインドタッチできるのかは不明だね。
ただ右手しか使わないから、
キーボードが苦手な人もポチポチ打ちは可能じゃないだろうか。
フリック押し/順次押し/ガラケーのトグル
くらいにソフト的で切り替えることはできそう。
フリックは押しっぱなしでなく、
順押し配列に変更することも可能だが、
その場合ア段がダブルクリックになるので、
それが嫌かどうかは、実打してから検討かな。
(フリックは、押すと離すの二打なんだね。
ここを一画に見せてるところが実はポイントなんだな…)
実装は設計とqmkさえ出来れば、
誰でもできると思われる。
興味のある方どうぞ。
19ピッチよりも17ピッチくらいが使いやすそうだな。
そうすると10センチ角くらいに収まる、
いい感じの片手文字入力デバイスになるのでは。
BTだとかなり素敵になるだろうね。
実際のところは、右手マウスのときの、
左手文字入力キーボードになると便利かしらね。
ハーフqwertyよりかは習熟が早く合理的だろう。
2022年01月27日
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