一年薙刀式を使ったごりゅごさんの感想。
> 今の感想で言うと、まだ1年しか経ってなかったか、と感じるくらいこっちが超当たり前で、薙刀式のおかげで「キーボードで書く」というのが楽しくなったのではないか、とも感じる程度にはお気に入り。
当たり前になることは筆記具の理想だと思う。
逆に「ない時」にありがたみがわかるパターンだね。
薙刀式が使えなくなったら、
自分ならどうするかな。
長文でも我慢してフリック使うかな。
手書きを学習するAI探すかな。
おかげさまでいくつかの実装があるから、
どれも使えなくなることはないと思うけど、
「それが今ないとしたら」
と想像することは、
そのありがたさ、
当たり前さを感じる有効なイメージ方法だ。
昔僕は自転車に乗って東銀座に通ってたから、
銀座近辺は自転車の距離感で覚えている。
今は遠くに引っ越したから、
電車でしか銀座に行かないが、
いざ行くと、「自転車ないのかよ、歩いたら遠いな」
と思うことが稀によくある。そんな感じ。
「qwertyローマ字がない」
を仮に想像してみると、
いや、まあなくてもフリックでいいか、
と思えてしまう。
スマホでテキスト打ってPCに送ればいいか、
みたいにすぐに順応してしまいそうだ。
ポメラみたいなデジタルメモ機を買って、
qwertyで入力して、転送して…
まではやらないだろう。
でも仮に全部の薙刀式エミュレータが使えなくなって、
ポメラでしか薙刀式が使えないという事態が起きたら、
3万円を払うと思う。
それくらいには、
便利な筆記用具としての薙刀式があると思う。
普段当たり前に使ってると、
そういう価値を忘れがちだな。
ネット喫茶に行くと、目の前のPCが薙刀式使えなくて、
びっくりすることがあるね。
USB挿して使えるけど、
「前のバージョンのIMEにする」が設定できなかったりするPCが増えてきて、
それ用の設定をそろそろ考えないとかもなあ。
旅行行ってみると「家が一番!」
なんて再確認する感じか。
「わざわざ使ってる」ことを感じさせない道具が、
道具の理想だと思う。
もしこの世から鉛筆が消えたら、
僕は鉛筆を自作するだろう。
それくらい鉛筆は慣れ親しんだ筆記具だ。
僕はあまり自炊をしないから包丁に慣れていないが、
料理をする人は包丁は空気のように使えるだろう。
いい道具の理想は、
消えることだ。
ただそれだと薙刀式使ってるよ、
ってのが他人に伝わらないので(笑
定期的に呟いてくれると、
やっぱいいのか、と普及していくかもしれない。
かといって他の配列に行く気にもならないほど満足しています。
そういえばQWERTYに編集モードをつけてみたことがありますが、入力が即座に表示されなくなるのでイマイチでした。
さて薙刀式を新MS-IMEで使うには、こんな方法があります。
1. QMK版を利用。
2. 最新版の紅皿を利用。
配列ファイルは https://github.com/tor-nky/KeyLayout/tree/master/Naginata_v14/Win/Benizara%20Layout に上げてあります。
3. DvorakJ の配列ファイルを書き換える。
v13用の書き換え方、https://github.com/tor-nky/KeyLayout/tree/master/Naginata_v13/Win/DvorakJ%20for%20NewMSIME が参考になれば。
4. Hachiku を利用
何の設定もせずに新旧のMS-IMEに対応します。
欠点はカーソルの連続移動が遅いこと(Issue #8)。
これはかつて私が配列変更ソフトの使用をためらった問題なので修正を考えていますが、数か月かかるかもしれません。
qwertyの速度は数分程度の短期的なものか、
数時間単位の長期的なものか気になります。
短期的にはqwertyが速度的に勝ると思いますが、
そのトップスピードで数時間打つのは不可能なので、
いずれ薙刀式が抜けると思うので。
(ウサギとカメみたいなもんですかね)
ネット喫茶ではMS-IMEの設定をロックしてあることが多くて、
IMEのオンオフのバインドだけ使えなかったりするんですよ。
そこだけ全角半角を使えばふつうにUSB起動のDvorakJ版が使えますね。
(Lang1と2を受け付けるようになったはずなので、
そこを調べておきます)
おそらく紅皿もHachikuもUSB起動で行けると思われます。
人名の入力でてこずるものなので、あまり参考になりませんね。
さて、
lang1 (Mac)かな は {vk16} で、
lang2 (Mac)英数 は {vk1A} です。
新旧MS-IMEはこれだけでオンオフできるなんて、すっかり忘れてました。
>lang1 {vk16} で、
>lang2 {vk1A} です。
DvorakJに{}ごと放り込んだら動きました。
今後こっちを公式にするかな。
ありがとうございます。
マイクロソフトの公式ページがひどい翻訳で、
この会社やべえとしか思えませんでした。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/component-guidelines/keyboard-japan-ime
コピー打鍵でそれくらい出ると、
社説とはいえかなり自由にqwertyを使えたのでしょう。
それでもqwertyを使い続ける理由がないのが、
擁護しがたいところ…