で、運指の考え方が変わってくると思う。
ざっくりいうと、
4段目を打てる人は、QTYPあたりがそれほど苦ではなく、
4段目を打てない人は、QTYPが苦なのではないか。
僕は4段目が打てない。
ローマ字の「ー」はいうまでもなく、
数字の場所は曖昧だ。
数字で一番使うはずの1と0が小指というのが、
まず解せない。
なので30%キーボードであるMiniAxeでは、
右親指Raise+NM.,/JKLUIOに、
0123456789とテンキー状にしている。
これなら無意識で数字が打てるからだ。
4段を打てる人にとっては、
QやTabは打てるキーなんだろうな。
僕は全く届かないし、打てる気がしない。
手首ごと移動させるくらいなら、
Lower+何かやRaise+何かに入れるのを選択する。
Pはギリギリ右手薬指でなんとかなるが、
多用は避けたい。
TYは人差し指を伸ばすと痛くなるし、
手首ごと動かすのもなんだかなあ、
と思っている感じ。
つまり僕は手のひらの位置を微動だにしたくないらしい。
指だけで何とかならないかと考えているようだ。
指が長い人は指だけで届くのかな。僕はまったく届かない。
僕には、
親指シフトのQ@の句読点が信じられないくらい遠いが、
親指シフトは4段目の数字段を使う前提だし、
なにより親指と同時打鍵で記号まで置いてある。
Yの同時打鍵すら苦痛な僕は打てる気がしないが、
4段打てる人なら出来るものなのだろうか。
同手シフトの56とか絶対無理やな。
つまり、4段前提の手の作り方や神経の行き届き方と、
3段しかまともに打てない程度の手前提では、
想定している運指能力が違うのでは、
ということ。
なんならファンクションキーもブラインドタッチできる人もいるし、
外側のホームエンドカーソルもできるらしい。
僕は見ないと出来ないし、それだとまったく効率が悪い。
そもそも、
上中段のズレが1/4Uなのに、
上段と数字段のズレが1/2Uなのが、
僕にはほんとに無理だ。
全部1/2Uズレだったり、
1/2U、1/4U、1/2U、1/4Uなどと規則性があれば、
まだ納得したけど、
どうにも不合理で不恰好な形のキーボードは、
愛すべきポイントが見つからない。
逆にこんな整理されてないもので、
ブラインドタッチできる人を尊敬する。
どういう位置関係で把握してるのか知りたいものだ。
たとえば新JISではQP@も使うけど、
4段目で数字を打つ前提で作られている気がする。
新下駄の左手も数字段を使う前提だから、
Qは僕ほど嫌ってないと思われる。
できる/できないの話は難しい。
できる人はできない人がいることが分からず、
できない人はできる人に置いてけぼりにされている。
僕は恥ずかしいが堂々とできないと言うことにする。
少なくとも薙刀式は、
その手の前提の配列だ。
とはいえ、僕が当たり前のようにできる同時押しが、
世の中にはできない人がいるんだよな。
人差し指同時なら行けるやろと思っても、
同時押しそのものが苦手な人がいる。
不思議な感じだ…
2022年02月21日
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