iPad---USB---QMK quantizer---USB--任意のキーボード
という構成として。
QMK quantizerにQMK薙刀式を移植する。
そのために、
QMK firmwareを理解する。
薙刀式を移植する程度ならば、
eswaiさんの記事を読み、
分からなそうなところをググる。
https://eswai.hatenablog.com/entry/2020/11/29/175116
このためにc言語をすべて理解する必要はなくて、
コピペで書き換えていくくらいなので、
多少の文法知識
(,が一個でも抜けてたらコンパイルできないから重要とか)
は知っとく必要がある。
そのために、
QMK firmwareの開発環境
(cコンパイルをして書き込む)をインストールする。
MSYS2が一般的。
ちなみに僕はプログラムを書く環境を持ってなかったので、
フリーエディタmeryをインストールするところから。
そのために、
一回QMKがどんなものか触っとくと安心。
そのために、
meishi2(4キーしかないキーボードで、
キースイッチとキーキャップ選定
→もろもろの半田
→ファームウェア書き込み
→ファームウェアをいじって好きなキーにする
の、一通りの自作キーボード経験を積めるもの)
を遊舎工房で買い、つくってみるとよい。
それで4キーを好きなようにいじり、
c言語に慣れて、QMKの文法に慣れて、
コンパイルから書き込みまでも慣れておくと良い。
遊舎には工作室があり、2000円で初心者サポートもつくので、
分からないことがあればバンバン質問だ。
ここで1万円近くは使うことになるな。
そのために、
meishi2のビルドガイドを読み、
イメトレして、
分からないところをググっておく。
で、
そのために、
半田付けをイメトレしておく。
「半田付け 入門」「半田付け 初心者」
などでググれば、大体解説してくれるページがある。
solderingでググれば、海外の半田付け動画もいっぱい出てくる。
今回は半田付けマスターになる必要はなく、
meishi2を作れる程度の半田能力が身につけばよいので、
ビルドガイドにあるタイプの半田付けに限ればOK。
YouTubeには難しいテクニック自慢動画もいっぱいあるので、
それに惑わされないのが肝要。
うーむ、ハードルが高い…
何も知らん文系だとつまづきそうな所だらけで、
アドバイスする範囲が広すぎる…
ひとつ言えるのは、
エンジニアはプログラミングしてる時間よりも、
ググってる時間の方が長いということ。
根気よくドキュメントを読み
(エンジニアは英語ドキュメントがほとんどだが、
この場合は日本語のページだけで事足りそう)、
分からないところはググる、
図書館の自習みたいな状態が延々と続くのだ。
ただ、新しいやり方を発明する必要はなくて、
「誰かが既にやった似たようなこと」に、
辿り着けるかどうかだけだね。
これを理系では「巨人の方に乗る」ということがある。
先行論文を探して、すでに分かっている結果を探すのは、
研究者としての第一歩なのだ。
(論文のアーカイブ化とその検索システムが、
現在のインターネットの最初であった。
通信技術は軍事からだけど)
こうした、理系(エンジニアは大体修士でてる)の、
文化というか考え方のもとに、
自作キーボードって出来てるので、
その空気に触れるところから文系は始めないといけないかもなあ。
ということで、
知らないのは恥ずかしい(調べていない)、
という文化がある。
あるいは、調べようがないことを知らないのはしょうがないので、
どこまでを分かっていて、どこからは分からないか、
を客観的に誰かに言えると、
「よしそこからだな」と教えてくれる理系はいる。
親切じゃない人もいるけど。
これらを全部踏破すると、
iPadと好きなキーボードで薙刀式が使えるぞ!
…うん、まあ、Macbook+Benkeiが楽そうだな。
逆にBenkeiは、これらの手間をダブルクリックでショートカットしてるのだ!
eswaiさんに足を向けて寝られないね。
研究のためにQMK quantizer、一個買うかと思って調べたら、
マイコンがatmega32u4からRP2040に変更したので、
前準備としてpico-sdk(1.2.0)の導入も必要とある。
半導体不足の影響はここまで及ぶね。
しかし技術のたらい回しだ…
ラズパイ俺扱ったことないし、そこから調べるのはたいへんだなあ…
(追記)
QMK quantizer Bのビルドガイドをざっと読みましたが、
これQMKを普段使い込んでる人でないと分からないポイントがありすぎて、
だいぶ分かってる人向けですな。
初めてでこのハードルを超えるのは無理と判断します。
まず自作キーボードに本格入門して、
好きな自作キーボードを失敗しながら2〜3個つくって、
remapだけでなく、
通常のプログラミングでkeymap.cをいじる経験しないと、
使いこなせないと思われます。
そこからvortex coreに戻るルートがいいかなあ。
でもその頃には自作キーボードのほうが便利なため、
vortex coreいらないと思うんだよな…
「ファームウェア焼き済みの薙刀式quantizer」
以外は初心者は無理だろうなこれ…
(さらに追記)
ん?電源どっから取るんだ?と思ったら、
電池基盤はないので、
別にUSB端子経由でモバイル電源的なものに繋ぐ運用のよう。
モバイル電源+quantizer B+USBケーブル+キーボードという、
割と大所帯にして、タブレットと通信することになる。
別にケースを3Dプリントとかで作らないと、
一体化したものにならなそうだな…
常用するデバイスとしては、
まだ洗練されてないのでは…
マスナリジュンといいます。
Twitterで「エアリプ」のように呟いてきましたが、一度ご挨拶をしたいとおもい、コメントで失礼します。
昨秋に薙刀式と出会い、愛用させていただいています。おかげさまで腱鞘炎から解放され、タイピングするのが楽しくなりました。大げさかもしれませんが、ぼくの人生が少し変わったくらいの劇的な出会いでした。
大岡さんに心から感謝しています(足を向けて寝られません)。
---
iPadで薙刀式、難航しています。
ぼくは「文系」なので、ちんぷんかんぷんです。
DOS/v機時代からパソコンを使っているので、terminalの黒い画面には抵抗がないですし、ググることも苦ではないです。それでもやはりつまずきまくっていて、「これは大変だ」とため息をついていたところでした。
今使っているVORETEX COREはプレゼントでいただいたので、なんとかこれを無駄にすることなく活用したいと思っています。出先で文章を打ちたい日があるので、iPad+VORETEX CORE+薙刀式が理想なのです。
『Keyboard Quantizer B』にたどりつき、購入して取り組んでみました。
QMKの環境を構築しコンパイルするところまでは行ったのですが、『Keyboard Quantizer B』にQMKを組み込むところで壁にぶつかっているのが現在地です。
『Keyboard Quantizer B』の「ファームウェアのビルドと書き込み」にはこうあります。
> QMKの導入手順にしたがって必要ソフトをインストールしてください。 Pro Microを使う場合とは異なり、arm-none-eabi-gccとその関連ソフトも必須です。
「arm-none-eabi-gccとその関連ソフト」を調べて、環境を構築するのが次のステップのようです。
https://sekigon-gonnoc.github.io/Keyboard-Quantizer-B-Build-Guide/build_firmware/
---
VORETEX COREをiPadで使えるように取り組みつつ、自作キーボードにも挑戦してみようとおもいます。
具体的なアドバイスをありがとうございます。
素晴らしい薙刀式の導入コストが低くなり、多くの人が薙刀式の恩恵に預かれるようになることを願っています。
長々失礼しました。
これからも、大岡さんの発信を楽しみにしています。
どもです。
薙刀式が気に入った人は、それぞれのやり方で広める義務があるのです…。
(秘密結社的な)
iPadは厄介ですね。今のところQMK経由しかなさそうですね。
(かえうちは3キー同時に未対応)
元々キーボードを捨てようとしたマシンだし、障壁は高そうです。
Windowsタブレットsurfaceを買い、タブレット2枚使いかな…
arm-none-eabi-gccでググると、
要は通常のQMKに対して何か追加のユニットを組み込む必要があるということでしょう。BT関連かな。
せきごんさんはProMicroをBT化したBLE Microの作者だったりして、理系バリバリの人なので、分かってる人向けの文章ゆえに、解読は困難を極めるかもしれないです…
気になるのはeswaiさんがQMK薙刀式のBT化対応はQMKのバージョン違いで諦めたこと。この先うまくいってもquantizer Bでは難しいかと。
と思って有線版のquantizerを調べたら、マイコンが昨今の半導体不足によりラズパイに変わっていて、一からそれ用の対応をする必要があるという壁があり…
僕も昔vortex coreを使ってました。
かわいくていいキーボードですが、
自作界隈にはもっといいキーボード(主観)もあるので、
それにQMK薙刀式を移植するのが一番早そうです。
しかし半田付けの障壁が…
と、どこを見ても地雷だらけで、
大人しくMacbookと2枚使いが現実的かなあ。
なおvortex coreはなんとMacbookに繋げるので、
尊師スタイルで堪能する手もあります。
新配列ムーブメントは配列を変えやすいWindowsから始まり、
変えづらいMacまで届いてないことがとても多いです。
ここらで一発iPadに移植出来たら面白いのになあ…
ちなみに僕は理系ガチガチではないため、
DvorakJやQMKをいじったりするあたりで精一杯のため、
あとはえらい人頼みなのです。
なので、なるべくいろんな人の目に薙刀式が映り、
win版で使ってみる→Mac版も使ってみる→iPadやその他に移植したろ!
の現象待ちですかね。
もともと自分が小説書くのに、
qwertyでは役に立たないと思ったことがきっかけでした。
色んな人が使えばいいのに、タダだし便利だよ、
と思って普及活動をしております。
古き良きインターネットの習慣ですね。
Quantitizer BはBT対応でもnrf52ではなく、ble_micro_proブランチなので、また違うかもしれません。ちょっと試しにble_micro_proブランチにnaginata_v14.cを放り込んだらコンパイルできてしまいました。これはいけるかもしれませんね。
BT対応(nrf52)QMK薙刀式v12
https://github.com/eswai/qmk_ble/tree/nrf52/keyboards/eswai/7x4x2/keymaps/naginata
超裏技としてはVORETEX COREにQMKを書き込むことができるようです。それはそれでかなり技術が必要な感じのようですが、、
https://va3zza.com/blog/qmk-vortex-core/
BLEのProMicroはわりと売れてるから、
そっちベースで開発してて、Bの最新にも転用した経緯ですかね。
COLやROWやSPLITやらの定義をしなきゃいけないから、
かえうちみたいに「どのキーボードでもそれ」みたいな汎用性はないけど、
特定のキーボードを定義すればBT薙刀式に転換できる、
という認識でいいんですかね。
でもコンパイル通っても望み通りの挙動かはわからんですよね。
BT通信の設定とか使いこまないと数値が出なさそう…
こりゃ一回買って使ってみんとわからんな。
しかしvortex coreにまでQMKを乗せようという変態はいるんですねえ。
ということは、あらゆるファーム書き込み可能なキーボードに、
QMKを乗せることも技術的には可能なはず…(マイコンによるんだろうけど)
NiZやHHKB Hybridに乗せれば面白いことができるかな。がんばれハッカー。
これはかなり手強いぞ…
QMKを自在にいじる経験がないと、
何言ってるか分からないポイントが多すぎる。
初心者は手を出さないほうがいいやつだな…
eswaiさんのBenkeiのおかげで、macユーザーのぼくも快適に薙刀式を使えています。この場をお借りして感謝申し上げます(足を向けて寝られません。お二人がぼくの寝床からみて同じ方角にお住まいであることを祈ります)。
---
iPadにvoretex coreをつなげて薙刀式を使いたい、というぼくのニーズに対する解決策案は、以下の感じで理解しました。
-
『Keyboard Quantizer B』に薙刀式を組み込むのは技術的には可能だけど、初心者には無理っぽい。(「ble_micro_proブランチにnaginata_v14.cを放り込」む、がぼくにできたら可能かも?)
↑できたとしても、無線運用なら『Keyboard Quantizer B』にモバイルバッテリーをつながないといけない。あんまり手軽じゃない。
↓
voretex coreにQMKも、技術的には可能らしいが、初心者にはやはり無理っぽい。
↓
手軽なのはWindowsタブレットにvoretex core(そのためだけにサーフェイスを買うのもつらい。タブレット2枚持ちは手軽じゃないな……)。
↓
外出用にはMacbook+Benkeiにするか、iPad+自作キーボードが現実的な解みたい。
↓
なんにせよ、QMKを勉強する。
↓
QMKを勉強するためにも、自作キーボードにトライする
-
頭が整理できました。
『Keyboard Quantizer B』をせっかく買ったので、これを使って薙刀式が使えるようになりたいですが、どうやら今のぼくにはかなり難しそうですね。
大岡さんのブログを拝読しているうちに自作キーボードに興味が湧いてきているので、この春にトライしてみるかもです。
ぼくは開発などができない単なるユーザーなので、せめて薙刀式普及活動を地道に行っていきます。
大岡さん、eswaiさん、お二人の活動には、これからもお世話になるとおもいます。
どうぞよろしくお願いします。
とりあえず周辺を整理してみたんですが、
だいぶ険しそう。
今のスキルなら自分できるやろと調べたら、
バッテリーの件がちょっと引っかかりました。
もう少し腕があれば電池基盤ごと入った、
「薙刀式の入ったどんなキーボードにも繋げる無線アダプタ」
が作れるんでしょうが、
結構厄介なことだけわかりました。
(OyaConvという親指シフトで同様の仕組みをつくられてる方がいて、
半導体値上がりをうけて1万円くらいに値上げしてましたね…)
タダでやったげるよ、にしてはちょっとハードルが高すぎて、
これはお金もらわないと仕事に支障来たすレベルだなあと思いました。
BTのこともよくわからんので、
出来る人求む、という感じですかね。
新配列が一定以上のユーザーを獲得し、
ある種のムーブメントになるには、
それくらいの簡単な導入が必要だと考えます。
半田付けのみユーザー任せで、ファームはプリインストール、
くらいのキット販売が現実的なラインでしょうか。
そんなの出来るといいなあ。(言い出しっぺがやる法則発動か)
自作キーボードをはじめるなら、
まずはmeishi2で一通り経験して、
次はMint60作って、
それからようやく本格的な何か、
あるいはMint60飛ばしていきなり本命、
あたりですかね。
半田付けもプログラミングも初めてだと知らないことだらけで、
自分が何をわかってないかもわからないため、
(三年前の僕がそうだった)
色んな人に助けてもらわないとしんどいと思います。
(遊舎工房の工作室は、実機を前に肉眼で見れて質問できるのがでかいです)
とりあえず情報の収集からですかね。
自作キーボードアドベントカレンダー(2017〜)が色々揃ってるので、
その辺を読み始めればよいのでは。わかる記事だけわかればよい感じです。
このごろ時間を見つけては、自作キーボードについて調べている日々です。少しずつ理解を進めています。
半田付け動画を寝る前に見るのが日課になっています。
---
「文系」「初心者」「ハンダ付けなどの工作に苦手意識あり」「長文を楽に手軽に打ちたい」という人は一定数存在します。
そこでぼくをサンプルに、「新配列が一定以上のユーザーを獲得し、ある種のムーブメントになるには」を考えてみます。
あくまで、この場をお借りして考えてみるだけなので、大岡さんに何かをお願いするわけではないことを前置きしておきます。
-
「半田付けのみユーザー任せで、ファームはプリインストール、くらいのキット販売が現実的なライン」という大岡さんのご意見に賛同します。
正直言うと、これでもまだ少しハードルが高いかもです。半田付けがネックです。
理想的には「ファームウェアがプリインストールされていて、おすすめのキースイッチとキーキャップもプリセットされている」『薙刀式専用キーボード』が販売されることです。ちょっとこだわりたい人用に、キースイッチとキーキャップだけ自分で組めるバージョンもあるといいです。
(ぼくのような不器用で怠惰な人間には、半田付けすらおっくうなんです。スミマセン。)
加えて言うと『薙刀式専用キーボード』は、ビット・トレード・ワン版の「半田付けのいらないCORNE」のように、Amazonでも買えるとハードルがさらに下がります。
もし購入してすぐに薙刀式が使える『開発者公認 薙刀式専用キーボード』があれば、ニーズはある気がします(ぼくは買います)。
HHKBと同じくらいの価格なら、買う人はいるとおもいます。
現状、macで薙刀式を使うための最適解はBenkeiを使うことですが、文系一般人はGithubからダウンロードするところでつまずきます。
なので、買ったらすぐに薙刀式の練習から始められる専用キーボードがあるのが理想的です。
薙刀式までたどり着いた人であれば、HHKBくらいのコストは覚悟しているでしょうし。
あと、『かえうち』的専用デバイスがあるとありがたいです。「ファームウェア焼き済みの薙刀式quantizer」がもしあれば、持っている市販のキーボードで薙刀式が使えて、選択肢が広がります。
-
多くの人は、自作キーボードの手間をかけることなく、薙刀式によって快適に文章を打ちたいだけなのだと想像します。
そのためには、お手軽な入り口がいくつかあるのが望ましいです。
ご存知のように親指シフトはユーザー数が多いためか、入り口がたくさんあります。
iPadで親指シフトを打つには『かえうち』『OyaConv』などのハードウェア以外に、『N+Note for NICOLA』というアプリがあります。
pomeraも親指シフトが打てます。
また、FaceBookには親指シフトのコミュニティがありますし、大東さんや勝間さんなどのエバンジェリストもいます。
ユーザーが増えることと入り口が増えることは、鶏と卵なんでしょうね。
-
薙刀式の存在に気がついた人を逃すのはもったいないです。多くの人に薙刀式の素晴らしさを体感してもらいたい気持ちです。
自分では開発などできないのにあれこれ書いて申し訳ないです。ご容赦を。
ぼくも薙刀式「秘密結社」の末席にいれていただいたものとして、自分にできることを考えてみます。とりあえず、知り合いのライターさんやブロガーさんに布教しています。
---
コメント欄で長く書いてしまってすみません。
重ね重ね、親切なアドバイスをありがとうございます。
今夜は「自作キーボードアドベントカレンダー」を読んで勉強することにします。
僕は単に小説が書きたかっただけなのに、
誰もこの問題を腰を据えて考えてないので、
一から勉強したんですよね。
大学時代までは多少cを動かしてたので、
素養があったからある程度はできるものの、
そっから先は本職にはかないません…
なので、「初心者が何も考えずできる」は、
相当なハードルがあることは想像しています。
薙刀式公式キーボードは、
現状ではとりあえずMiniAxe+サドルプロファイルにしてますが、
現在3Dキーボードを開発中です。
しかし半田付けの中でも難しい空中配線方式なので、
まず自分が組み立て困難者になっており。
(今日一個配線間違いに気付いて、リカバリに2時間溶けた)
理想は親指シフトキーボードのように、
繋いだだけで使えるやつでしょうが、
なかなかうまく行かないものです。
(自作キーボードが流行る前、
実はカタナ式をほぼ日に持ち込んだことがあるんです。
おもしろがるかなと思って。
担当者は興味を示したものの、
「じゃあどうやってこの物理キーボードをつくるの?」
って話になって、誰もわからないのでお流れと。
バッファロー社にも持ち込んでみましたが、
新しい規格のキーボードは商売が見込めないので門前払いでした。
あとパイロット万年筆に持ち込んだら、
家電のことはわからんと一掃されました)
結局ハード面、ソフト面の両方をクリアしないといけないので、
ハードルはかなり高いと予想されます。
ちなみに3Dプリントキーボードは、
筐体とキーキャップだけでプリント代2万円以上、
部品代を入れて2.5万、
空中配線その他は各自で、という感じで、
利益を.5としても3万なんですよね。
割に合わない価格になると思います。
組み立てバイトを雇うか俺が組み立てて販売するしかない…
こういうことを考えてる人に手っ取り早く出会えるのは、
自作キーボードイベントなんですが、
コロナが収まるまでは無理でしょうし、
なので一人でコツコツYouTube更新したりしております…
百聞は一見にしかずなので。
ということで、
現状の最短ルートが、
Benkei、DvorakJ、紅皿、Hachikuあたりなんですよね…
元親指シフターとかは、比較的流入しやすいだろうけど、
「俺キーボードつくれるよ」って人はいなさそうで、
このへんは雪だるまをどう転がすかみたいなことだと思います。
ちょっとした不便を我慢して使い続けるのではなく、良い方法を探して、存在しなければ自分で作ってしまうというのはすごいです。
ぼくも見習わねば。
カタナ式をほぼ日などに持ち込んだお話、驚きました。行動力!
文章を読んだり書いたりするのが好きそうなほぼ日の読者層なら、新配列の価値をわかる人もいたとおもいます。
バッファロー社はわかる気がしますが、パイロット社はさすが目のつけどころが違いますね。キーボードは筆記具であるということですね。
パイロット社ではなく、「長刀研ぎ万年筆」をだしているセーラー社なら、カナタ式、薙刀式を面白がってくれるかもしれないですね。
実は、自作キーボードのキットを販売しているある方に、「薙刀式ファームウェア・プリインストール・キーボードキット」を販売していただけないかと相談しています。
良いお返事をいただいたのですが、ちょっと時間がかかっています。それが完成したら購入する予定です。
薙刀式の使用者が増えることを願っています。そうすれば、いろいろな「入り口」が増えて使用者が増えるという、良い循環が始まるでしょうから。
親指シフトの普及に大きな役割を果たした、勝間和代さんが薙刀式を使ってくれるいいんですが。勝間さん、長年のタイピングで手指にトラブルを抱えていらっしゃるようなので、薙刀式で楽になって欲しいです。
「雪だるま」を転がすのは最初が大変ですね。
ほぼ日に持ち込んだときは、自作キーボードなんかまだ全然聞いてもなかったときで、面白そうだけどどうやって作っていいかわからないね、
というのが正直なところでした。でもポメラのキングジムに相談してくれて、
でもキングジムは「あたらしいやり方」は商売として難しい、というような感じでしたね。
(万年筆業界もまったく知らなくて、文房具屋で見たロゴだけでパイロットにメールしただけです)
その後薙刀式をつくりはじめて、hhkbミーティングに出て、キーボードに詳しい人はどう考えてるのか、いろんな人と話をしたんですが(そこにごりゅごさんがいて、少し話をしたんです)、それに自作キーボード勢が何台か持ち込んでて、はえーすげーって触りまくっていた気がします。
で、ゆるキーに出てさらに物理を触ったりして、一年後くらいに遊舎の実店舗が出来たので、半田付けしたことないけどやったれ、みたいな感じでした。
親指シフト撤退前のアクセスにいって親指シフトキーボード触りまくったり、キネシスの3Dキーボードを販売店までいって、触りまくりにいったりして、
おそらくいいと言われるキーボードをほぼ触ったとは思いますが、
それでもピンと来なかったので、「つくる」という選択肢しかないかなあと。
最初は木工で親指キーだけ作ってて、「この斜めキー量産して欲しい」と自キイベントで言われたので、blender勉強して、斜め親指キーを未だに2個660円で遊舎さんに置いてて、コンスタントに月何個か売れるんですよね。
あとは3Dキーキャップ→じゃあ3Dプリントで筐体ごとつくれるはず、という流れ。
ざっくり5年くらいやってるのか。コロナで暇になったことも大きいですかね…
自作キーボードキット販売は、自分でメンテできる人にしか売れないという矛盾があると思います。いわゆるメーカー保証的なものまでアフターフォロー出来ないですからね。
自キイベントがリアルであったころは、そこで配列の話を普及させてたんですが、論理配列よりも物理中心の人たちなので、
そこに物書きはいないんですよねえ…
物書きとハード屋さんをまたがないとこの話は難しく、
TRONの時代に俺が産まれてれば、って感じでしょうか。
ということで、どんなもの?を見ないと人はわからないと思うので、動画を定期的に作ってる感じです。毎月15日に30秒くらいのCMで、ワンポイントで見やすいやつも作り続けようと企んでおります。
ポメラはそろそろ次の機種がでてもよい頃です。薙刀式特化型ではなくていいので、キーマップ書き換えに対応して欲しいです。遅いかもしれませんが、キングジムに要望を出してみようかな。
ぼくは親指シフトを数年使いましたが、ポメラの狭ピッチだと多少打ちやすかったです。
-
大岡さんの薙刀式を開発されるまでの道のりのお話、とても興味深く拝読しました。人に歴史ありですね。今では空中配線までされる大岡さんも、ゼロから学ばれたのですね。
-
大岡さんが「物書き」であることが、薙刀式に独特の魅力を与えていると感じています。
プログラマーと物書きの人では愛用するものは違いますよね。
キーボードも大岡さんが使っておられる格子配列は、原稿用紙を思わせます。
便利さや効率性だけを追求したプロダクトは「野暮だね」と感じてしまいます。
薙刀式は、運指の合理性とは別に日本語の感覚的なセンスに共感しています。
「あ」、「ー」、「。」の位置など、しっくりきます。
(「ね」の位置は、現行の「,」裏が感覚的に好きです)
いかに打ちやすいかも重要ですが、作者の設計思想や美意識が明確なものが長く愛されます。その点、薙刀式は素晴らしいです。
仮に、他の新配列と比べて多少打ちにくい点があったとしても、薙刀式が残っていくはずです。
---
動画をいつも拝見しています。
知り合いに薙刀式をすすめるときは、
『薙刀少女のアイデンティティー6』をみせることが多いです。
『木ーキャップ』のビジュアルはキャッチーで、食いつきがいいです。
そうなんですよね…動画映えしないと、内容を見てもくれないからなあ…
なので印字キーキャップを以前作ってみたものの、
その直後にカナを移動したので、お蔵に眠っており…
ポメラはlinuxで動いてるという話は聞いたことがあります。
自社開発ではなくどこかに投げてると想像するので、
コストやメンテの費用を考えると、優秀な商品じゃないだろうな、
と思いますね。(文房具の価格帯じゃないし)
キーリマップだけだと、同時打鍵やら相互シフトやらSandSやらなしで、ただキーの位置を入れ替えるだけを意味するので、
同時打鍵を駆使したこういう配列がある、という説明から入ると理解されやすいと思います。
(HKKBミーティングでキーリマップ機能搭載の時に、
中の人と話したのですが、その人はSandSもワンショットモデファイヤも知らなかったんですよね…
キーリマップの理解度ってそんなもんかと…)
新下駄、飛鳥、シン蜂蜜小梅、薙刀式、月配列、新JIS、SKY、けいならべ、きゅうり、カタナ式など(この配列選定は揉めそう)をプリセットで搭載して、切り替えられるようにするのが使いやすいでしょうね。
薙刀式は、ジョブズが日本語配列をつくったら、
みたいなことはいつも意識しています。
美意識の徹底はものづくりの基本なんだけど、
今メーカーはだいぶ忘れてるよなあ。
QMK薙刀を導入できました。
Remap対応にもなりました。
レイヤー番号と、naginata_keycodesの値を
固定化をします。
例として
レイヤー0にEISU、KANA2を配置して
レイヤー1に薙刀式として
Qキーをカスタム設定で0x5F50から始めて
Wキーをカスタム設定で0x5F51と順番に
残りの対応するキーをカスタム設定をする
※0x5f50は他のカスタムキーコードが設定されて
いないだろう番号を選んでいます。
naginata.h
typedef enum naginata_keycodes {
NG_Q = SAFE_RANGE, // 薙刀式シフトキー
を
NG_Q = 0x5F50, // 薙刀式シフトキー
〜
NG_KOTI,
NG_SAFE_RANGE, //追加
} NGKEYS;
//#define NG_SAFE_RANGE SAFE_RANGE + 42 //削除
に変更
enum keymap_layers {
_QWERTY = 0,
// 薙刀式
_NAGINATA = 1, // 薙刀式入力レイヤー
// 薙刀式
_LOWER = 2,
_RAISE = 3,
};
keymap.c
enum custom_keycodes {
EISU = NG_SAFE_RANGE, //0x5F7A
KANA2, //0x5F7B
SPD_1,
SPD_2,
SPD_3,
};
他は、自作キーボードにQMK薙刀式を
移植する手順は変わりません。
Keyboard Quantizer Bも同じ方法で
対応できるでしょう。
この方法はBMPのカスタムキーを
0x5E00から固定値で設定している方法を参考にしました。
0x5F50はBMPとも重ならない番号です。
おっ、ついに突破者が現れたか。
ありがとうございます。
まだ買ってもないし全く調べてないので、
なんのことやらという暗号ですが…
どなたか動作確認してみて下さい!
https://qiita.com/deepprog/items/7e20a4623224800dbf57
記事の最後にRemapの設定画面をのせてあります。
ありがとうございます!
すごい!
とっても助かります。
光明が見えました。
これで、VORETEX COREをiPadにつないで薙刀式を使えるかもです。
あとは、ぼくがQMKを理解して設定をするだけですね。
ほんとうに感謝です。
qittaでまとめられている内容を熟読します。
きっと、ぼくのようなニーズを持っている人が他にもいるはずです。
薙刀式の入り口がまたひとつ広がりました。
大岡さん、eswaiさん、deepprogさん、
ありがとうございます!
deepprogさんのソースコードをざっくり見ましたが、
まず普通の自作キーボードにQMK薙刀式を移植する経験を積まないと、
いきなりこれを全部理解するのは難しいと思いました。
Remapなしで、単にmakeだけでコンパイルする最小構成
→そこにQMK薙刀式を移植
→Remap対応
→これを理解
のように、どのパートがどこを機能させているか、
理解しないとしんどいなという感じ。
LEDやOLEDナシの、ProMicroとキースイッチだけの最小構成キーボード(分割もナシ?)から作り始めると、
QMKがシンプルで理解しやすいと思います…
最終目標のvortex coreはチェリー軸を使ってるはずなので、
それと同じキースイッチを選ぶとモチベが上がりそう。
ありがとうございます。
仰るように、今のぼくには難しいようです。
ゆうべ早速取り組んでみました。
わからない言葉だらけなので、ひとつひとつ検索したり試していたら朝になっていました。
-
deepprogさんのqittaを読んだぼくの理解です。
1. deepprogさんのgithubにある修正ファイルをuf2にコンパイルする
2. uf2ファイルをKeyboard Quantizer B(以下 KQB)に書き込む
3. Remapで薙刀式用のカスタムキーコードを所定のキーに登録する
↑手順はこういうことでしょうか。
1でつまずいています。
-
以下、ぼくの現在地です。
・QMK firmwareをコンパイル、たとえばMiniAxeのQMK firmwareをコンパイルして、hexファイルを生成することはできるようになりました。
・KQBの公式ビルドガイドにある「uf2ファイルを生成する」はできるようになりました。
・同じやり方で、deepprogさんの修正ファイルを使ってuf2ファイルを生成しようとするとエラーが出ます。
「⚠ "git describe --abbrev=6 --dirty --always --tags" returned error code 128
Makefile:568: *** multiple target patterns. Stop.
」というエラーコードです。
今はこのエラーコードの意味を調べている段階です。
環境がきちんと構築できていないとか、すごく初歩的なところで間違っているのかもしれません。
-
deepprogさんに解決策をつくっていただきましたし、知人からプレゼントされたVORETEX COREを今後も活用するため、少しずつ勉強してみます。
それとは別に、自作キーボードに挑戦しようと思っています。まずは道具をそろえて、練習用のキットにトライするつもりです。
いやはや、あまりに初心者過ぎてお恥ずかしいです。
みなさんが別世界の人のようです。
でもきっと、ぼくが今いる地点もみなさんが遠い過去に通った道なのでしょうね。
親切なアドバイスに、重ねて感謝します。
そのエラーメッセージの意味するところも僕はよく分からんので、
こりゃ先は長そうだなあと思いましたです。
たぶん、いくつかキットをつくって、
ファームを改造したりできるようになり、
そこから自分のキーボード用のファームを書くようになるレベルで、
ようやくその辺の世界がわかるのではと思われます。
学習に最大に必要なのは目的とモチベなので、
それがはっきりしてる分やりやすいかもです…
(僕は3Dプリント設計に必要な分だけblenderを動かせるようにはなったけど、
アニメーションとかレンダリングとかしたことない。
そんな感じかな)
もうちょっとプログラミングに詳しければこれ見るといいよなんて言えるんですが、専門外なのですいません…
KQBにファイルコピーだけは想定した動作しないです
KQBのデフォルトkeymap.cをベースに
QMK薙刀が動くようにプログラムの追加修正が
必要になります。
keymap.c以外はコピーだけで多分、大丈夫と思います。
いつまでにと確約はできないのですが
KQBにもQMK薙刀式が使えるようにしたいと思います。
エラーですが
makeコマンドがmakefileを読み込み
コンパイルする対象が複数があったのでエラーが出ています。
コピーしたファイルのフォルダ位置かmake 指定が違うようです。
修正したファイルのコピー先は
qmk_firmware_bmp/keyboards/quantizer/kqb/keymaps/naginata
にコピーした場合は
make keyboard_quantizer/kqb:naginata:uf2
でコンパイルします。
KQBのプログラムを見てきたのですが
Bluetooth関係のカスタムキーやそれに関係するbmp.hなど
KQBのデフォルトのkeymap.cにプログラムされてます。
そのため修正したファイルコピーだけでコンパイル
出来たとしても想定した動作にはならないです。
ここから先は分かり易く説明するのが
難しいのですが修正する手順を書いておきます。
修正したファイルがあるrp/keymaps/以下の
default/keymap.cとnaginata/keymap.c
を比較して追加された箇所がnaginata.cを動かすために
追加したプログラムになります。これを差分と言います。
ファイル比較ソフトを使うと追加された
プログラムが分かりやすくなります。
keymap.c以外のファイルは修正ファイルからコピーする
KQBのkeymap.cをnaginataにコピーしてから
そのファイルに差分を追加、修正する
qiitaに限定公開
KQB デフォルトkeymap.cを
修正したプログラムコードを上げておきます
iPhoneで修正をおこなったので
コンパイルや動作確認は出来ていません。
ありがとうございます!
もう、何をしてもエラーが出るし、エラーの意味もわからないし、どうしたらいいか途方に暮れて心が折れかけていました。
いただいた方法をよく読んでやってみます!
deepprogさんの手順通りにやったらできました!
おかげさまで、念願だった「iPadとVORETEX COREで薙刀式」が実現しました。
ありがとうございました!
後置きシフトができない点はこれから慣れていこうとおもいます。
取り急ぎ、感謝とご報告でした。
おっ、よかったですね。
quantizer買おうかな…
それでiPadでいけるならかなり良いな…
本当に感謝です。
さっき書いた、「後置きシフトができない点」は、eswaiさんのGithubにあった説明に切り替え方法があり、無事に切り替えることができました。
縦書きモードから横書きモードへの切り替えもできました。
編集モードのカッコを入力した際にうまくいかないので、今はdeepprogさんのqitta記事とにらめっこしているところです。
みなさんのおかげです。
重ねて、感謝申し上げます。
これで、外出先でも薙刀式を使って快適なタイピングができます。
嬉しい!
プログラムだったので心配でしたが
無事に動いて良かったです。