いやーこれはあがるわー。すげえ達成感。
空中配線で難しいのは、
・回路図の理解(基礎)
・ポリウレタン線の扱い(普通に被覆線使えば簡単だったな…)
・空中にうまく固定すること(サードハンド大活躍)
・銅線自体が張力を持つから、編み物みたいになること
・導通チェックを一個半田やったらすぐやることで、
うまく行ってる半田とそうじゃない半田の感覚を理解すること
あたりをマスターすることだろうか。
右を作るのにコツコツ一週間くらいかけたが、
左を作るのに2日くらいで出来たので、
だいぶコツはわかってきた。
今なら2日あれば左右組めると思う。
このブツはまだスケルトン状態の試作で、
「まず動く3Dキーボードを作る」ためのものだ。
これで火を入れて動いたら、
次はボディをつくり、
たぶんもう一個つくらないとこの配線を再利用できないと思われる。
インテグレートマウント(トッププレートとボディ一体型)
のほうが3Dプリントをパーツ分けしなくて印刷と設計は楽で、
打鍵感もいいはずなのだが、
トッププレートを別パーツにしないと、
ボディの裏から空中配線するのは、
ボトルシップを作るような困難が待つと予想される…
なので、トップマウント、すなわち、
トッププレート空中配線→インサートナットでねじ止め→ボディ
のタイプにしないと、作る事自体が出来なさそうだ。
トップマウントにすることで、
今流行りのガスケットマウントも見えてくる。
なんなら輪ゴムを挟んでもできるはず。
配線してない状態で空打ちしてみた感想では、
いくつかのキーの曲面をもう少し改良したいと思ったので、
次はblenderおじさんにならなければならない。
果てしないロードかと思われたが、五合目は超えたと思う。
2022年03月08日
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