2022年03月13日

【薙刀式】分かち書き

昔のラテン語、単語をスペースで区切る習慣がなかったらしい。


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どこからどこまでが一塊なのか、全然分からんよね。
ラテン語分かればわかるのかな。
5文型にのっとれば、
どこに何があるかわかるから、
構造だけで確定するのかしら。
(そしてそのように書かなければいけなかった?)

日本語も、
句読点がなかったらしい。
漢文も句読点なかったはず。

調べると、活版印刷とともに句読点は普及したようだ。

そもそも手書きだと、
ここで区切り、みたいな手書き文字が書けてたのかもね。
ひらがなは続け字だったろうし。

等価なブロック体になってから、
デジタル的に句読点を入れないと、
読み取りが逆に難しくなったのかもしれない。


明治期に、ローマ字研究の一環で、
日本語でも分かち書きをしようという一派があった。

僕はそれに反対だ。
日本語というのはくっつくことが特色で、
それを引き剥がすことは日本語の良さを消すことになる。

分かち書きしないと分かりにくい日本語を書くやつは、
そもそも日本語を書くことをやめたほうがいい。
日本語で書く上でのコツみたいな教育を、
僕はした方がいいと思うがね。

指導要領つくれるなら、作ってもいいよ。



ということで、
薙刀式は流れるように一文を書くことを目的としている。

言葉という音は、分かち言いをしないからだ。
構造や思考の切れ目で「間」が入る。

その構造に、手が沿うようでありたい。
posted by おおおかとしひこ at 09:48| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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