小指下段を中心に、さらに内側に抉れさせてみたりした。
改修箇所は、
人差し指上段、薬指全部、小指全部。
人差し指はさらに動線が滑らせられるように。
薬指、小指はさらに球型になるように。
エンドゲームと思っても、
まだ改良点は出てくるものだねえ。
特にずっと試行錯誤していた小指下段に、
答えが出たような気がする。
数回の接触だと分からないレベルで、
ただ一万回打鍵すると効いてくるレベル。
このへんの感覚って共有できるのかしら。
材料をナイロンにしたことで、
とても柔らかいタッチになるため、
サンディングの手間を厭わない条件付きで、
発売するやも。
(MJFPA12GBに比べ、1.5倍くらい手間がかかる…)
今回の改修で、ナイロン用のステムパーツのデータも取れたし。
材料の膨張率などが違うので、
同じデータだとダメなんよね…
指への吸い付きの感覚がすごいので、
これは是非実物を触って欲しい。
実は薬指上段をさらに改良したいとか、
親指をちょっと試してみたいとか、
欲が出てきてしまっている。
rev2.5くらいのナンバリングになるかな…
そこに無いはずの手が見えるようです。
手が無理なくキーにふれることを求めると、このような形になるんですね。
rev2.0よりも手の存在を感じます。
遊舎工房などで展示される予定はありますか?
展示予定は今のところないです。
何せ1セットしかないので。笑
展示品も1セット分お金がかかるんですよね…
そしてそれを回収できるほど数出ないし…
とはいえ、コロナ禍で触れる機会もないから、
もうちょっと納得が行ったら、
「ヤスリは各自でキット」の状態で販売しようかな…
展示するにも1セット分のコストがかかるし、それをペイできるだけ売れるかは微妙かもですね。
自作キーボード界はDIY精神の強い人が多いので、他人が作った新しい物を買うより、それを見て自分専用を作り出しそうです。
そうやって急速に発展している分野で、みなさんがお互いの「肩に乗る」状態なんですね。
いつか何かの機会に、キーボードの最先端を味わってみたいです。
大岡さんのこれからの研究、進化を楽しみにしています。
コストはまあ損してもいいかくらいではありますが
(面白い方を優先したい)、
ヤスリの手間がめんどくさいのもあるんですよねえ…
触って「おっ、気持ちいいぞ」となるには、
このナイロンプリント、一日かけてヤスる必要があるので…
まああと何回か試作を回して、
売る気になったら展示するかもです。(数ヶ月先かな)