2022年03月28日

【薙刀式】0.01%の世界2

桁と頻度の対応イメージ。


10%…親指使用率、よく使う指の使用率の下限
1%……これ以上使うのがメジャーカナ
0.1%…マイナーカナ頻度
0.01%…マイナーカナの連接
0.001%…仕様にはあるものの全てに出会うわけではない(ヴ周りとか)

みたいな感じかな。

「メジャーカナを打ちやすいところへ、
マイナーカナは打ちづらいところへ」
という議論をしているとき、
1%台の話から0.1%台の話をしている、
ということである。

指の使用率を考える時、
10%台の話から1%台の話をしているわけだ。

「マイナーカナの位置は、
まあどっちでもいいか」という議論の時は、
0.1%台の話をしてるんだね。

で、
「マイナーカナ同士の連接は、
マイナー位置同士だから二重に打ちづらいな」
なんて話をするとき、
0.01%台の話をしているのだ。

1万に1回だから、
普通は考慮に入れなかったりするが、
1万字書けば一回出てくるから、
気になる存在になってくるわけだね。


4桁精度ってなかなかの精度だと思う。
これまでの配列議論では、
精々3桁精度の話しか出来ていない気がする。

新下駄のマイナーカナで気になったのは、
マイナーカナ同士の連接の覚えにくさで、
それって4桁目の精度の話なんだな、
ということがわかる。

飛鳥でもその辺を最後らへんは弄っていて、
実際に1万字書かないと分からない領域のことを、
考えていたことがわかるね。

数万字も書けば気になることって、
やっぱり数万字書いた実感が必要だしなあ。


0.001%の、5桁精度はどうだろう。
小説一本10万字書かないとわからない領域だけど、
「書く人にとっての道具」としては、
当然の精度じゃないかと思われる。
プロ仕様とでもいえばいいのかな。

薙刀式は実際ここまで詰めてるのか、
と言われると、
たとえばヴァ行の運指を詰めているわけではないので、
4桁精度あたりかなあ、と思うところだ。
だけどこの精度で満足がいけば、
やっぱ5桁目が気になるんだろうか。

(先日の議論の「フェ」関係の運指は、この5桁目の話だね)

このオーダーの話が出来る人、
いるんやろか…


「カナ並べ」自体は0.1%の精度のオペレーションではあるが、
その一桁二桁下のことを、コントロールしているんだなあ、
ということがわかる。


「使用頻度に応じて指の使用率を考慮に入れた」
なんて議論は、
カナ並べの中で精度の荒い、
ごくごく初期の1桁〜2桁の精度の議論しかしてないんだな。

使用頻度に応じたよ、なんて、
配列の中では当たり前すぎる議論なんだな。
100字書けばわかる話なんだね。


「どのキーの次にどれを押すべきか、
その時に指の動線が合理的になっているか」
まで議論して、
ようやく4桁の議論ができているんだな。
posted by おおおかとしひこ at 10:19| Comment(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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