ポンチ穴の話をしていて、
語源を調べたら不思議な一致を見つけたので、雑談。
ポンチ穴とは、
手芸などで、革やフェルトなどの、厚い材料に穴を開けること。
穴あけ専門のポンチという道具がある。
昔の事務で、紙にこの穴をあけてファイリングする習慣もあったね。
調べると機械加工がもとで、
金属板などに穴を開ける、もっと激しい道具っぽい。
で、これpunchの訛りだそう。
金属板に空いてる穴はパンチ穴、というイメージがあったが、
同じ語源の訛り違いのようだ。
で、まったく違う「フルーツポンチ」のポンチってなんだよと調べると、
カクテルのポンチから来てるらしく、
> カクテルの「パンチ」とは、アラックというお酒に、砂糖、レモン果汁、水、紅茶を加えたカクテルで、「パンチ」はヒンディー語で数字の5を意味します。5種類の材料を使うところから「パンチ」と名付けられたのです。
これにフルーツシロップを入れたらフルーツポンチになるらしい。
英語のpunchではないようだが、
「パンチ」が「ポンチ」に訛ったようだ。
手芸とカクテルという交わりの少なそうな二つの世界で、
「パンチ」が同じく「ポンチ」に訛る、
日本語の感覚の不思議。
「パンチの効いた」が「ポンチの効いた」には、
なぜかなまらなかったんだな。
語尾部分である、
ストレートパンチもストレートポンチにはなっていない。
逆に、「ポンチ絵」という言葉がある。
パンチの効いた絵の逆の意味で、
下手くそな絵という意味だ。
「ポンチ絵ですいませんが」などとへりくだる時に使う。
この場合は、パンチに全然足りてない間抜けな、
という意味へと変化したのだろうか?
こうやって、言葉は増えていき、
どこかでどっちかが淘汰されて、
語源がわからなくなっていくのかもしれない。
ポルトガルから外来語が来た時も、
ある種の訛りが発生したというし、
その言葉が日本語と交わりはじめたときに、
こうした反応が起こりやすいのだろう。
スマフォにならずスマホになったのも、
そんな感じだよね。
2022年04月23日
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