2022年05月01日

【薙刀式】習得速度

あまのあすか→新下駄に転向した中井さんが、
日記文を書くには困らない程度の無意識化まで、
新下駄が到達したそうだ。

これにどれくらいかかるのか、調べてみた。


2020年9月のツイートで、
8ヶ月時点とある。
この時はkouyさんの半分くらいの速度であり、
5カナ/秒が目標とある。

そこから安定して5カナ/秒になるようになった?
ようで、
現在までトータルして29ヶ月。
二年ちょい、
これは長いか短いか?


長く使った飛鳥から新下駄のコンバートだから、
かかるのは予想がつく。
指の原理が違う、他の宗派への転向だからね。
無意識を消して、別の無意識を植え込む洗脳?には、
何もやってないものに植え込むよりかかるだろう。

経験的に、
ある仮名配列がブラインドタッチできてれば、
他の仮名配列をいきなりマスターするよりも、
早くマスターできることが知られている。
指の動きが出来てることや、
「配列をマスターする」ことに慣れている、
などが要因だと推測される。

とはいえ、指の原理が全然違う飛鳥と新下駄では、
利用できる部分よりも、
バッティングする部分のほうが多そうだ。


親指シフトNicolaは、
色々な人のブログやツイートの証言から、
一年では無意識化できていない感じがある。
3年とは言わないまでも、2年といったところ。

まあざっくり新下駄と同じくらいだとして、
学習の困難さが同等で、
効率の差は圧倒的だから、
新下駄の優秀さがよくわかるというものだ。

結果的にはおんなじくらい大変だから、
親指シフトやるより新下駄やればいいのに!



で、
薙刀式の話だ。
2〜3年かかったという話は聞かない。
まあ出来てから日が浅いから、
まだ始めてそこまで使ってない人の方が多いからね。

とはいえ、
半年程度で前の配列(qwertyないし親指シフト)を超えた、
という例は複数聞いたので、
薙刀式の学習効率はやっぱいいんだな、
と思ってしまう。

半年でそこそこでも、
一年もあれば完全に馴染むと思われる。

秒3〜4カナで半年、
秒5カナは二年もあれば行けるんじゃないか?
感覚で書いてて根拠はないが。


いや、新下駄は一年で無意識化できましたよ、
という人もいるかもだから、
新下駄の学習速度はもっと早いかも知れない。



「無意識化して、自由に文を書くうえで、
何も考えずに書いていける」のを、
日常普段使いマスターだと定義しよう。

薙刀式は半年〜2年?
親指シフトは1〜2年、
新下駄は1〜2年?

「はじめました!」は良く聞くし、
「○○を突破!」もちょいちょい記録が残ってるんだが、
「無意識化できて、日常普段使いマスターと言える」
という記録はほとんどないので、
そういうのを皆さん残してね。


薙刀式で言えば、
スーパーマイナーなフュとか小ゎまで無意識で打てるのを、
真の完全マスターと定義するか。
そんな人はほぼいないだろう。
ちなみに僕はたまに「ぬ」で詰まる程度だ。
「ぬ」単独では打てるが、前後の連接で流れるようには打てないね。
「ぬま」「ぬすむ」くらいは打てるけど。


日常普段使いマスターまで、どれくらいかかるか?
が、「マスターまでかかる時間」
と定義していいような気がする。


qwertyってどれくらい?
半年から一年くらい?
子音母音を無意識にジャラッて打てるまでには、
もっとかかりそうだよね。
2〜3年はかかりそう。

配列図の簡単さ、複雑さと、
日常普段使いマスターまでの期間は、
比例しないと考える。

そうした統計をとってみたいが、
既にマスターした人は忘れてるだろうし、
(タイプウェルの記録はあっても、
それを離れて実用に出たら、
「今マスターした」という瞬間なんて来ないわけで)
難しい課題だろうな。


でもその中でも、
薙刀式、新JIS、月あたりは、
習得速度が早いほうの配列だと考えられる。
面数が2まで、30キー以内、が条件な気がする。
posted by おおおかとしひこ at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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