【薙刀式】漢直用の操作

T-codeが順次打鍵式で、
デフォルトでこれを使い、
これに薙刀式を融合させるとして、
操作のしやすさを考えると…


漢字…そのまま単打による順次打鍵

カナ単打面…SandS（スペースキーによる通常シフト）
カナシフト面…第二親指キーでの同上（連続シフトが必要）
カナ同時打鍵…シフト不要で最大3キー同時するのみ
　　　　（漢直の順次打鍵をロールオーバーしないとして、
　　　　　こちらはロールオーバーで判定）

が、一番操作が被らないかな？


動画ではスペースキー押しながら同時打鍵してるように見えるので、
これはめんどくさいだろうと思った。
なので、
同時部分は漢直より先立って判定するようなロジック上の仕組みがあれば、
うまくいくのでは、などと考える。

第二親指キーは利便性を考えて、
無変換と変換どっちにも置いておくかな。


こうすれば、
漢字第一優先、
メジャーカナと同時系が第二、
マイナーカナが第三、
くらいの優先度の操作法になるのでは。

単打カナをSandSでなくとも、
DKないしFJを押しながらの通常シフトに割り振る手もある。
（この場合も漢字はロールオーバーできない制限がつく）


リアルフォースR1のような、
無変換、スペース、変換が等価なキーボードに限っては、
親指シフト系列、新下駄のような同時打鍵系列も、
いけるのではないかと考える。

親指シフト系列なら、
スペース単打カナ、無変換変換を逆手シフトキーに（どちらを使ってもよし）、
新下駄なら、
スペース単打カナ、その他の同時押しはすべてそのまま同時、
のような操作系になるはずだ。


左右に単打カナが渡り、
連続するような場合でも、
リアルフォースR1のように両手でスペースキーが押せるようなキーボードならば、
両手で押せばなんとかなると思われる。

もちろん、
仮名配列のような単打カナの速度は出ないので、
漢直が速いこととのトレードオフなのは明らかだ。



また、
カナ優先で漢字の優先度を下げるならば、
FJまたはDKを押しながら何かを打てば漢直、
そうでなければ仮名配列、
（ただしFJやDKとロールオーバーできない）
という風にすれば、
同居できそうな気がする。

今のところ、FJかつDKをシフトに使う仮名配列はないから、
うまく融合できそうだ。

仮名配列から入って混ぜ書き変換しながら漢直を覚えるには、
これが最も手早く融合できそう。

もちろん、新下駄のような親指不使用の仮名配列なら、
SandSに漢直が妥当な操作だろうね。




これを使いこなすのにどれくらいかかるかは、
ちょっとわからない。

一年とかでは済まないだろうな。
よく考えたら、小学校の漢字を覚えるのに6年かけてるんだもんなあ。
既に知ってる漢字だから、毎日勉強すれば2〜3年で行けるのかなあ。

どの方式が漢字を覚えるのに合理的な手法になっているのかまでは、
調べていない。

部首による整理がよいのか、画数なのか、
常用漢字内での整理と、
そうじゃない漢字の整理と、
そうした「配列上の設計思想」を、
各漢直で比較したいんだけど、
調べてもよくわからないんだよな。

T-codeしかないんです、なら目をつぶってやるだろうが、
なまじ漢直システムが複数あるため、
これらをどう比較して調べるべきかで、
立ち止まったままだ…

（一年生で習う漢字について、各漢直のストローク比較、
二年生で…以下同みたいな比較をしたいのだが、
ないなら手で作るしかないのか…）



実際の漢直オンリーでの動画を見ると、
文章の完成速度的には、
薙刀式オンリーとそう変わりない感じで、
打鍵数的には薙刀式のほうが少ない印象。

ということは、あとは脳との繋がりの感覚の差だけだよなあ。

こればかりは主観世界で客観的な数値が測定できないため、
漢直の人たちの証言しかない。
そしてそれもあんまり出回ってないので、
もっと沢山読みたいのだ…


しかし究極にマニアックだな。
日本で何人、漢直や仮名配列を比較して論じられる人がいるのだろうか…
でも僕はそうまでして日本語をすっと書きたいんだよな…