実は結構独特だな…
ボトムの中敷き部分、
ステムの底部が当たる部分、
よーく見ると平面じゃない。
横から見ると、
___□□□___
のようにわずかに上に出っ張った部分がある。
上から見ると、
┐
○ □ |
┘
みたいな感じ。
○はステムポール穴、┐はステム側面レール部。
つまりステムは、底部に両足が全面接触するのではなく、
わずかに浮いた□部分でしか接触しない。
ステムをよく見ると、
前から見たら実は四角柱ではなく、
| |
|_/
みたいに、三角でカットしたようになっている。
つまりこれは、
ステム側でも接触面積を減らす工夫で、
ボトム側でも接触面積を減らす工夫だろう。
接触面積を減らせば、
底つき感が少なく、
音が軽快になることが考えられる。
ざっくりいうと、軽い感じになるはずだ。
以降話がややこしくなるため、
この工夫をハイヒールということにしよう。
ステムは、スニーカーのように全面接触せず、
ハイヒールのカカトのように、
点で接触しているわけだ。
さて、
僕はここをクッション的にしたい。
静音化は第二の目的にすぎず、
上から来たものをうまくふわっと消力したいのだ。
そのためのちょうどいい塩梅のものとして、
医療用のテーピングのテープを貼っていたが、
一週間程度でダメになった。泣
テープは糸を編んだものに粘着剤が塗布されている構造で、
糸の弾力が二日でなくなるのか、と落胆したがそうではなかった。
ハイヒール部を糸が避けるように、ステムから押されていた感じ。
無理矢理上から見た絵にすると、
□|
┌┘
みたいなことかな。
糸は回転力を受け、横にねじられて移動した形跡があった。
糸二本程度で受け止めていた感じなので、
たしかにこれは危うい。
ということで、再び耐久性のため、
シリコンシート0.5mm選手の再登板だ。
今回の次の工夫は、ステムポール穴の近辺に空間を空けることだ。
以前は、上から見ると、
■■■┐
○■■■|
■■■┘
のように全面的に貼っていたが、これを細くして、
■■┐
○ ■■|
■■┘
のように貼る。
この空いた部分は、バネの底部が来るようにする。
以前の貼り方だと、
バネの底部がシリコンシートの下に潜り込み、
半固定状態になることがあった。
それが変な角度になると、
バネ鳴きの原因になってたっぽい。
斜めになるとバネが垂直に縮み合わず、
擦れ合いがちなのだと予測する。
横から見るとハイヒール部の盛り上がりがあるため、
_/ ̄ ̄ ̄\_
___□□□___
のように貼るのが難しい。
接着剤は靴ピタをクビにして、シリコン接着剤を使ってみると、
結構クッションが柔らかくなり、
面白い感触になる。
爪楊枝の先だと面塗布が難しいので、
爪楊枝の先をカッターで削り平刀状態にする。
耐久性はチェック中だけど、
すでに一番最初につくったやつは二週間使ってもまったく変わらないので、
これエンドゲーム的な改造かも?
2022年05月14日
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