【薙刀式】機敏な動作

Twitterから。親指シフトに変えた人の話。
> ダラダラと打鍵してもそれなりの速度が出るところがいいところかなぁ。あんまり機敏に動きたくないんだよね。ローマ字打ちだと手を頑張って早く動かさないとたくさん文字を作れない。

機敏に動きたくない、というのは、
実は大事な動機な気がする。


スピードを求めるならば、
RTC入賞者のような、
猛烈な手の動きをすればいいのだろう。
順次打鍵はこういうので生きるから、
qwerty最強説はいまだ根強い。

だが、それは万人には出来るまい。

多くの人は、
猛烈に手を速く動かしたいのか？

できれば、なるべく緩慢でいたいのでは？
そんなに大変な機敏な動作なら、
そんなものいらないと思うのが普通では？

新配列のいいところは、
その緩慢さなのではないだろうか？


そんな機敏になってまで、
「そこまで速く打ちたいわけではない」
「そこまで大量に書きたいわけではない」
という人は多いと思うが、
「なるべく手数を少なくして、
緩慢にやりたい」
という人も多いと思う。

ゆっくり打ってもバンバン進むような、
そういう動画をつくれたらいいなあ。
（和音漢直の動画はそんな感じ。
まだちょっと大変そうに見えるが）


でも最近の薙刀式の「拗音100連発」の、
100連発後の解説部分を見ていると、
薙刀式はほんとに動作が小さいように見える。
あれだけの動作で、
文章完成速度はかなり速いと感じた。

普通の人は5打/秒ぐらいが機敏の限界だろう。

それくらいでスルスルと普通の文章ができていくのが、
理想なんじゃないかなあ。
qwertyは5打/秒じゃ話にならないから、
普通の人は頭打ちが早いんじゃないかな。


打鍵速度を5打/秒に限定した時に、
もっとも怠惰で文字が早く完成する配列はなにか、
という問い方であれば、
同時打鍵系、連続シフト系が強い気がする。
順次打鍵系は遅いんじゃないかな。