2022年05月19日

【薙刀式】コンコルド効果

ここまで投資したのだから引き返せない、
と引き際を間違う心理。
あるいは、
ここまで投資したのだから、すごいに違いない、
と思い込んで周囲に気づかない心理。

オアシスの当時のCMが貼られてたんだけど、
普及版でも48万円って価格にびっくり。
https://m.youtube.com/watch?v=Ai_kfB745Dw&feature=youtu.be


当時の48万って今のどれくらいだろ。
それこそ100万近いのかな。
軽自動車とはいわないが、
清水の舞台から飛び降りるつもりの価格ではある。

これを買うにはよほどの覚悟が必要だろうね。
(もっとも、業界No.1には普及していたわけだから、
新規用ではなく、囲い込みだったのかもしれないが)

僕は執筆システムに、
初期投資10万使ってないんだよね。
(その後の自作キーボードには、まだ100万使ってないと思うが…)

執筆環境というだけでも、
ずいぶんな低価格化が進んだんだなあ。


薙刀式は0円で普及を目論んでいるが、
親指シフトは48万円払わないと使えない代物だった。
古参の人たちは、
かつて払った投資が回収できないのが嫌な心理が、
深層心理的に働き、
「他の配列を試す」をしないんじゃないかな。

僕は、どの配列もフラットに評価されるべきだと思う。
だから0円普及にしている。

今や親指シフトも0円になったから、
配列の良し悪しだけで議論できるはずだ。

48万円や、
親指シフトキーボードの3〜8万円(メルカリ相場)を見ると、
値段でワインを美味いという味音痴が、
なんか言ってるだけなんじゃないか、
と疑ってしまうねえ。

オフィス用だと200万越え。
それでも売れたんだよな。
だから勘違いして、価値観をアップデートできなかったのかもね。
posted by おおおかとしひこ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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