なる技法が面白かった。
僕は英語話者ではないので、
どっちも読みづらいのは変わらない。
https://mobile.twitter.com/gijigae/status/1527496598309474304
で、少なくともこのBionic Readingは、
日本語の漢字部分とひらがな部分の関係に近いな、
と思った。
日本語だと、
漢字が文節頭に来やすく、
そのあとにひらがながずらずらと連なる構造がよくあると思う。
僕はその漢字パートを話題の語、
ひらがなパートを繋ぎの語、
という風に認識していて、
薙刀式は後者を効率的に打てることで、
全体効率を上げていると認識している。
この英語の読み方は、
漢字だけを読んで、斜め読みをして、
繋ぎの語はまあ適当に読めば意味通るやろ、
くらいの感覚だと思ったのだ。
日本語に比べて、
繋ぎの語が文意を決めることは、
英語の構造上あまりないので、
英文にこそこの記法は便利かもね。
日本語の書道では、
漢字を気持ち大きめ、ひらがなを小さめにかく。
そうするとバランスが取りやすいからだね。
単純に漢字の方が密度が濃いから、
大きくしないと筆で書ききれないということもある。
なのでこの英字記法でも、
ゴシック/ローマンの違いだけでなく、
フォントの大きい/小さいでも、
似たような効果が出るのでは、と予測する。
飛鳥のRayさんは、
語尾は倍速で発音するから、
その部分は倍速で打鍵できるような配字を目指した旨を書いていたが、
それと似たようなことだと思われる。
百人一首における決まり字的なことかもしれないね。
こういう文脈でこの文字からはじまれば、
大体この単語やろみたいな推測で、
語尾部分は確認せずとも次に繋げられる、
みたいなこと。
あるいは、文節の最初の文字と最後の文字さえあってれば、
中の文字がひっくり返ってても読める、
(つまり補完している)ことと関係してるかもしれない。
語尾部分の加速は、
繋ぎの語の部分だから、
薙刀式の面目躍如の部分だ。
人間は頭の部分だけ注意注目して、
あとは大体補完するようにできてるのかも知れないね。
2022年05月21日
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