2022年05月26日

【薙刀式】漢字抜きのカナ連接、wiki編

ソースの文章をwikiにしたものは、
ずいぶんとまた変わるものだ。
である調がベースだからね。
https://twitter.com/kanchokker/status/1529484867343249409?s=20&t=Q5BJpedo5O_-qhVdpoc-9w


てい され
った れた から して する
であ ある こと ない
れて って なっ とな など
とし その こと のこ
では には によ ため

などが目立つかな。
薙刀式ユーザーならば、
これらが非常に打ちやすい流れになっていることは、
日々実感できることだろう。

運指表は前の例とかぶるところもあるので省略するとして、
意味のあるN連接を見てみよう。

である している
として となった
された される られる られた
となっている これら
のである したがって
により による までの
そのこと であった
がため

あたりだろうか。
これの薙刀式の運指を見てみようかな。

【】センターシフト
()同時打鍵
◎アルペジオ
△シフト込みのアルペジオ
△+その連続シフト
○左右交互
▲シフト込みの左右交互
▲+その連続シフト

である (FJ)JI  ▲◎
として DRE  ◎◎
された 【U】/N  △◎
される 【U】/I  △◎
られる ./I  ◎◎
られた ./N  ◎◎
これら V/.  ○◎
までの 【F】(EJ)【J】 △○
により 【DIE】 ▲+▲+
による 【DI】I  ▲+
がため (FJ)N【S】 ▲▲
している REKI  ◎○
となった DMGN  ○○○
のである 【J】(FJ)JI  ▲▲◎
そのこと B【J】VD  ▲▲◎
であった (DJ)JGN  ▲○○
したがって RN(FJ)GE  ○▲ ◎
となっている DMGEKI  ○○◎○

かなりの部分が打ちやすくなっていることがわかる。

である調は語尾部分がですます調よりも速く、
ですます調のほうが丁寧な思考なわけだなあ。
この辺の快適さは、薙刀式の設計思想を良く表していると思った。



ついでに他配列と比較してみよう。
【】を左シフト、〈〉を右シフトとして。

【飛鳥】

である 【;SJ】 ▲+△+
として ISF ○◎
された /〈E〉; ▲▲
される /〈E〉【J】 ▲▲
られる 〈FE〉【J】 △+▲
られた 〈FE〉; △+▲
これら 【L】〈EF〉 ▲△+
までの 【L;】〈K〉 △+△
により C【I】V ▲▲
による C【IJ】  ▲△+
がため 【D】;〈O〉 ▲△
している SFK【J】  ◎○△
となった I〈D〉M;  ▲▲◎
のである 〈K〉【;SJ】 △▲+△+
そのこと 〈;KL〉I △+△+△
であった 【;S】M;  ▲+▲◎
したがって S;【D】MF ○▲▲○
となっている I〈D〉MFK【J】 ▲▲○○△

連続シフトが多く、
飛鳥の運指は連続シフトを基盤としていることがよくわかる。


【新下駄】

である ,(DJ)V △▲
として SLN ○◎
された (SL)(DK)M △△
される (SL)(DK)V △△
られる (SJ)(DK)V △▲
られた (SJ)(DK)M △△
これら I(DK)(SJ) △△
までの XMA ◎○
により W(DI)(FL) ▲▲
による W(DI)V ▲▲
がため OM(WL) ◎▲
している LNKV ◎◎○
となった S;GM  ○○○
のである A ,(DJ)V ○△▲
そのこと (S;)AIS ▲○○
であった ,(DJ)GM △▲○
したがって LMOGN ◎◎○○
となっている S;GNKV ○○○◎○

やはり高速運指が多くてさすが。
シフトが続くのがたまにあるが、
とはいえ打ちやすいキーなので減速はしないのではないかと想像する。


【親指シフト】

である 〈D〉【S】〈I〉 △▲
として JSD ○◎
された T【T】E  △
される T【T】〈I〉  ▲
られる Y【T】〈I〉 ▲▲
られた Y【T】E ▲▲
これら R【T】Y △▲
までの 〈O〉〈D〉〈K〉 ▲▲
により 〈U〉〈Y〉【E】 △▲
による 〈U〉〈Y〉〈I〉 △△
がため 〈W〉【E】N △▲
している SDL〈I〉 ◎○△
となった J【D】〈;〉E ▲▲▲
のである 〈K〉〈D〉【S】〈I〉 ▲△▲
そのこと M〈K〉RJ △▲○
であった 〈D〉【S】〈;〉E ▲▲▲
したがって SE〈W〉〈;〉D ◎△▲▲
となっている J【D】〈;〉DL〈I〉  ▲▲▲○△

うーむ、シフトバタバタしすぎ。
これも等間隔リズムで打たないと、
指が混乱するだろう。
原理的に、等間隔リズムで打てるまでが、
親指シフトのスピードの頭打ちではないかなあ。

以前orihさんが親指シフトのアルペジオをまとめていたが、
マイナー連接でごく少なく、
こんなコーナーを攻めないといけないの?
みたいな感想だったが、
それはこれを見ても明らかだ。
とくに、さ ら れ あたりがひどいので、
それらが絡むと大変めんどくさそう。
までの、による、なども結構ひどい。



新下駄>薙刀式>飛鳥>>親指シフト

という関係性は、同じようだ。

あとは漢字パートだけど、
拗音がある分、新下駄と薙刀式が頭ひとつ出ると思うよ。
飛鳥が意外に苦戦してるなあ。
posted by おおおかとしひこ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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