2022年06月07日

【薙刀式】なんで通常シフトなのか

ロジック上は、プログラムを組めば同時連続にできるはずの、
薙刀式のセンターシフト。
なんで前置の通常シフトなんやろ。

まずDvorakJの実装がそれしかなかったから。

で、それを長いこと使って慣れてしまった僕は、
同時連続シフトに、ひとつだけ不満があるんだよね。


それは、
「単打文字からの変換が、最速ロールオーバーでできないこと」
なんだよね。


センターシフトは、シフトキーだけでなく、
スペースキーとしても使いたい。
このとき、
「単打文字終わり→変換」が、
ロールオーバーでシフト文字に化けるのが、
僕は個人的に無理なんよね。

ワンテンポ遅いやん、ってイラチの大阪人らしいな。


じゃあシフトキーとスペースキーを分ける、
という考え方もあると思う。
たとえば、
左親指はシフトキー、右親指はスペースキー。

だとするとシフト率が24%なので、
かなり使うので嫌なのだ…
現在左12%、右12%だけど、
これより減らしたいなあと実は思ってるくらいなので。

左のシフトを両手で打てる位置に、
変換キーは右手、でもいいかもだけど、
そうするとキーボードを選ぶという欠点が出てくる。

で、やっぱセンターシフトで兼ねるか、
に戻ってきて、
同時連続シフトにすると変換が遅れて…
とループになる感じです…



カナ文字を打つだけが仮名配列ではないので、
確定までや修正も含めて、
最速最適動線にしたいなあ、
というのが僕の欲望なので、
変換がぱぱっといかないのは好きじゃない。

最新動画でも、
「文章の完成する速度」が速い印象があり、
ただカナを打っていく速度とは異なる部分があることが分かるかと。
それは「単打終わり→変換」がロールオーバーで打ててることが、
大きいと思われる。
(IMEが確実に変換する長さで変換を入れる、
という勘所もあると思うけど)

で、繋ぎの語は大抵単打終わりが多いので、
繋ぎの語終わりで変換かける、
みたいなのに収束している気がする。



QMK薙刀式、AHK版薙刀式のHachikuでは、
オリジナルの通常シフトと、
同時連続シフト(後置とオプション名あり)の、
二種類を選べるようになってたりします。
(Benkeiもかな?)

この辺は好みもあるので、強制ではないですが。
posted by おおおかとしひこ at 22:04| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>センターシフトは、シフトキーだけでなく、
スペースキーとしても使いたい。
このとき、
「単打文字終わり→変換」が、
ロールオーバーでシフト文字に化けるのが、

私はある時、変換したつもりがシフト面の文字が出たのでログを見たら、
す(O) → <16ミリ秒> スペースキー
となっていました。

どうやら思っていたより早くスペースキーを押せることがわかったので、今は「後置シフト待ち時間」を Hachiku は12ミリ秒に、Benkei は10ミリ秒に設定して、スペースと他のキーが一緒になってもいいようにしています。

MS-IMEだと、間違って変換されたときに戻しにくいことからの予防策です。
(Shift+Esc 一発ですが、押しすぎるとと入力が消えてしまうのがこわい)
Posted by とる at 2022年06月08日 21:02
>とるさん

ロールオーバーってものによっては早く打てるんですよね。
薙刀式動画では1/30秒=0.03秒ズレ(=33ミリ秒)とかも確認してます。
なので10ミリ秒はかなり攻めてる感じですね。

一応Ctrl+Zで戻れるはずなんですが、
何回押せば目的のものに達するのか事前にパッとわからないので、
めんどくさいので入力キャンセル(Esc3)を使ってますね…
Posted by おおおかとしひこ at 2022年06月08日 21:18
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