2022年06月12日

【配列】天下駄配列

飛鳥→あまのあすか→新下駄→下駄ときた中井さんが、
下駄配列を自分なりに改良し始めた。
まだ安定板ではないだろうが、興味深いので貼っておく。
https://mobile.twitter.com/mirai_kioku/status/1535830737445826567


まず拗音、外来音定義が5面あるのに面食らう。
同時押しがそれぞれ、

中指薬指上段(濁音になる拗音)
小指下段(濁音にならない拗音、外来音)
人差し指中段、伸ばし中段(濁音になる外来音)

と整理されているようだ。

これに、
中指中段(ふつうのシフト)
薬指中段(濁音同置)
小指中段(半濁音同置)

を組み合わせる。

濁音、半濁音同置で、小書きは別置。
拗音外来音は別置でマトリックス的。
これらの中では濁音半濁音同置。

薙刀式に慣れてると、
これだけの拗音外来音が別置になってると、
ついつい怯んでしまいがちだけど、
日本語ってこれだけを駆使してるんだよなあ、
とあらためて日本語の複雑さに思いを馳せることになる。

(逆にいうと、拗音外来音同置の薙刀式って、
驚異的なんだな…)


シフトキーを●で、シフトキーになってないキーを□で示すと、

□●●□□□□●●□
●●●●●●●●●●
●□□□□□□□□●

みたいになってて、逆手シフトだらけの感じは、
下駄配列の伝統を汲んでいる。

こんなにあって誤打しないんだろうか、
そこが心配だ。
僕がかつて下駄配列をやった頃は、
せいぜい秒3カナくらいだったから、
同時押しとロールオーバーを間違うことはほぼなかったけど、
実用的な秒4〜5打になると、
ミスするんじゃないかと予想する。

新下駄はこの部分を改良して、
シフトキーを極端に減らしたはずだし。

配置のベースが、
左右交互打鍵メインの新JISだから、
うまくロールオーバーせずに行けるのだろうか。
アルペジオ中心にした方が、
おそらくその誤打を減らせるはずで、
とても気になる部分だ…


配字は、僕が一番嫌いだったU位置の「ん」を、
Fに持ってくる大胆な改造がほどこされている。
三大メジャーカナいうんを、新下駄に揃えた格好だ。

ただKに「い」があることで、
てい、しい、かい、せい、けい
などの左→右ロールオーバーがシフト文字に化ける可能性がある。
ここをうまく打ち分けられれば、
行けるのだろう。


一個気になるのはC位置の「に」で、
E位置の「こ」と入れ替えると、
にて、ことがアルペジオになって楽なんじゃと思った。


特筆すべき点は、中井さんが薬指を楽だと考えていることで、
出来れば左薬指を切り落としたい自分
(神様に20本の指から一本切り落とすのを選べと言われたら、
秒で手の左薬指を選ぶ)としては、
とても違う感覚なのが興味深い。

主格の格助詞「が」がSL同時というのは、
僕は受け入れがたいが、中井さんにとっては、
僕のFJ同時(薙刀式での「が」)くらいなんだな、たぶん。


もちろんまだできたばかりで、
使用感を経て改良していくのだろう。
(こういうのをドッグフーディングと言うんですって。
ドッグフードのとあるメーカーが自分の商品を食べて改良したところから。
え、それまで食べずに作ってたのかよ。
あるいは、自分で使わずに発売しちゃうんだ。
たとえば親指シフトもそうだよな)

今後が楽しみ。
そして新下駄と下駄の違いについての理解も深まり、
何かしらの知見が得られるかもしれない。
(僕はそこまで使い込んでないので)
posted by おおおかとしひこ at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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