2022年06月13日

全体の設計

飛行機の設計の話。
https://twitter.com/sshinohe/status/1536021284261285889?s=20&t=W57TdnleSGZbTrdgwzi4tw

建物の設計は建物の費用の10%なんですって。
ハリウッドのかつての監督料も予算の10%と聞いたことがある。
(今は知らない)

脚本料、2億5000万の予算(いけちゃんとぼく)なら、
その10%、2500万もらってもいいはず。
それが300万ってね。
邦画がダメになるわけだよね。

このブログでは、脚本に触れる人がない人でも、
その全体設計の手間がわかるように書いてるつもり。
垣間見えれば10%の価値くらいわかると思うんだが、
見ないふりをしてるんじゃないか。
posted by おおおかとしひこ at 12:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昔、平成ゴジラの脚本料がたしか500万というのを、雑誌で読んだことがあります。
ゴジラのような大作でそれだと考えると、300万はすごい!(笑)
……もちろん皮肉です。気を悪くしたらすいません。

荒井晴彦は5%要求するってどこかでしゃべってたかな。ただし氏の場合はたとえば1000万円映画で脚本を書いても5%ですからね。逆に億レベルの製作費の脚本の場合は5%もらえてないでしょうね、たぶん。
Posted by ふじ at 2022年06月13日 17:58
>ふじさん

300は映画テレビ協会の定める最低賃金です。
これずっと前の価格のはずなんだがなあ。

脚本協会に所属すると、賃上げ闘争に参加してくれるらしいけど、
現在のプロデューサーはそんなめんどくさくない、
安い人(業界の慣習に慣れてない新人)に頼みがちだと思います。
そうやって悪貨が量産されるのでしょう。

いくらお金をかけてもいいから、
最高のものをつくるには?
というところから入るべきだと思いますがね。
少なくともトップガンはそうしていたし。
Posted by おおおかとしひこ at 2022年06月13日 18:20
ご教授ありがとうございます。
なるほど、300万が最低ラインなのですか。
そうするとどんなにベテランや大作になっても上げ幅が小さい業界ということでしょうか。

夢がないですね……。
Posted by ふじ at 2022年06月13日 18:25
>ふじさん

バブル時代はジェームス三木が1000万だったらしいですね。
ネームバリューのある人はそれくらい行くのかもしれないけど、
テレビ映画業界は作家をネームバリューにせず、
芸能人をバリューにしようとしてる流れですからね。
ただアフターコロナはまた変動するかもです。

一方ハリウッドでは、
「氷の微笑」は100万ドル。
ナイトシャマランの「シックスセンス」は200万ドルだそうな。
夢は、一応あります…
Posted by おおおかとしひこ at 2022年06月13日 18:44
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