2022年06月28日

その始め方じゃないかもしれない

なんとなくノリで書き始めたオープニング。
なんだか気に食わない。
書いてるうちに乗ってくるかと思いきや、
そうでもない。

こんなときは、一旦そのオープニングを、
全部白紙に戻すと良い。


それが出来ないのは、
「もったいないから」
「こわいから」
「ちょっと気に入ってるから」
でしかないと思う。

でも続かないんなら、
そのオープニングは機能してないということである。

一旦白紙にして、
別のオープニングを考えると良い。

もし気に入ってる箇所があるならば、
あとで混ぜられるなら混ぜてもいい。
あるいは、その要素を後のシーンで使ってもいい。

とにかく今は、
「別のところからストーリーを始める」
を検討するといいぞ。



オープニングは何のためにあるのか?
オチのためにある。
オチに至る、もっとも遠くて適切な前提から始めるべきだ。
それでいて、興味が引けるヒキから入るべきだ。

つまり、
最初に書いた(誤った)オープニングは、
ヒキ優先で、オチに対して不適切な場所から始めた可能性が高い。

適切なオープニングは、
オチに対して適切な場所から、
ヒキの強いものを見つけることではないか?

シンウルトラマンはあのオープニングから始めるべきだったか?
僕は間違いだと思っている。
ウルトラマンが神沼の態度に感動するところからで、
良かったのではないかと。
怪獣がいてウルトラマンが助けに来る、科特隊がある、
ということはその中でも示せたのではないか?

ただ、
「ウルトラマンが憑依して、
人間の行動に感動して、
命を捨てる」
が、メインのストーリーとして面白いかなと言われると、
あんまり面白くないから、
そもそもメインのAストーリーはなにか、
から考え直すべきだとは思う。


つまり、
オープニングの機能としては、
Aストーリーの前提である。
これを覆して、ラストがある、
そしてそれがストーリーの意味なのだ、
まで確定して、
それをこれから書く覚悟がないと、
オープニングは書けないのである。

「書いてみないとテーマが見えない」
というならば、
最後まで書いてみよ。

そして、適切なオープニングでなかったら、
やはりオープニングを白紙に戻して、
この原則で書き換えるとよいだろう。

どちらのやり方でもよいが、
少しオープニングを書いたのだが、
ノリが悪くて破棄して、
きちんと考え直す、
くらいのほうがコストは少なくて済むね。
posted by おおおかとしひこ at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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