ErgoDoxを使ってる人の感想。
ErgoDox EZを半年使って見えてきた良いところと課題感
https://mag.nioufuku.net/2020/04/03/gadget/00036-ergodox-ez-6months/
過去の記事もふまえると、
AutoHotKey、Karabinar-Elements、
リアルフォースときて、
左右分割、親指島活用型、
キー数多めの入門型ErgoDoxへたどりつき、
キーマップをいじりはじめた、
という感じのようだ。
僕はそれ以前に、
文字配列沼から入ったけど、
おおむねキーボード沼の王道を歩んでいる感じだね。
・左右分割のよさ
・親指島の活用
・レイヤーキーによってホームポジションを崩さないことの利点
・キーマップの試行錯誤
・静音赤軸の良さ
なんかを体験して、
それらが確信をもって良いものだとわかりつつある感じだ。
こればっかりは、いくら言語で説明しても、
全然わからないことだと思う。
長期的にやって初めて体感できることだし、
わかった後にはすでに戻れないという不思議な現象だ。
いわばパラダイム転換なのだと思う。
人類がクーラーのない生活にもはや戻れないように、
これらのキーボードがない生活には、
絶対に戻れないだろうね。
この方にひとつアドバイスするとしたら、
「単押しでスペースキー、押しっぱなしだとシフトキー」
を試して欲しいってことだな。
単押しキーとモデファイヤを兼ねるのだ。
シフト、コントロール、Alt、Guiと、
スペース、エンター、BS、Tab、Esc、Del
などは、重ね合わせが可能だ。
自分の使い方に応じて、1つ〜4つ、
親指島に作るといいよ。
そうすると、小指外が空くので、
そこに記号類を入れると楽になると思う。
もちろん、レイヤーキーと兼ねてもいいね。
これを昔は「ワンショットモデファイヤ」と言ったらしいが、
定着してないので、
もっといい言い方があるといいのになあ、と考えている。
QMKではタップホールドキーなんていうけど、
これも分かりづらいしなあ。
「ホールドとタップで(排他的な)別のキーを当てる」
をもっと上手いこと説明なしで言えないかなあ。
一番短い言葉はSandS(Space and Shift)
なんだけど、特定キーの話なので、
もっと概念として欲しい感じだね。
HM/TS: ホールドモデファイヤ、タップシングルキー
といえばいいのかな。
レイヤーアンドタップキーでは分かりにくいかな。
もっとキャッチーになるといいのだが。
ErgoDoxのキーコンフィグだと、
シングルキーを入れ替えるだけしかできないのかな。
中身のQMK_firmwareをいじると、
かなり簡単にcコードでいじれるようになるよ。
まあここまで来ると、
こんなに親指キーいらないのでは、とか、
小指外もこんなにいらないのでは、とか、
数字段もいらないのでは、とか、
思うようになってきて、
自作キーボードに来ることになるだろうね。
記号も独自で並べちゃう方が使い勝手は楽だし。
僕は、親指キーは片手で3までだと思うな。
(Shift+ctrlとか、Shift+Winとかの滅多に使わないやつを、
追加で置いとくのはあるかもだが、常用は3までだな)
キーマップ沼の底は、
だから30〜40%キーボードだと僕は思う。
で、そこまで来たら、
「そもそもqwertyって無駄な動き多くない?」
って気づいて、
文字配列に手を出すだろう。
僕は初手文字配列で、
そのうち自作キーボードにたどりついた。
ソフトとハード、
二つの道はいずれ交わるようになっている。
それは、
キーボードを使って文字を書くことの宿命ではないかなあ。
逆に、それだけ市販のしょうもないキーボードは、
酷使に耐えられない。
いや、耐えられないのは人間の側だ。
酷使してキーボードが壊れるならまだいいんだよ。
酷使して壊れるのが人間ってのがおかしい。
壊れないように、キーボードの仕組みを変えるべきなんだよな。
2022年08月08日
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