次元大介というキャラクターは、
小林清志の渋いんだけどなんだか軽い調子で、
深刻になりすぎない空気感だったからこそ、
あのポジションに収まることが出来たと思っている。
山田康雄ルパンが軽すぎるひょうきんさを持ち、
たまに真面目になるのの正反対の立ち位置で、
そこが長年コンビになってる意味を感じた。
真面目なんだけどどこか飄々としている。
新宿警察24時でも、真面目過ぎたら深刻になっちゃう。
真面目なんだけど、人生はこれだけじゃないぜ、
という余裕が、あの番組の格をひとつあげていた。
他の代表作はクリスタルボーイか。
あの大人の余裕は、小林清志ならではだったんだなあ。
ルパン三世がヒットした70年代から、
ずいぶんと余裕のない時代になった。
この向かい風でも、俺は次元みたいに、
深刻になりすぎずいつでも行けるぜみたいに生きたい。
70年代の大人はみんな明るい自己肯定感があった、
ように見えたのは子供だったからかな。
今みたいに嘘ついて笑って誰かを掠め取ろうなんて、
微塵もなかったように見えたがなあ。
昔の大人は、出来る人が集まって、上手なセッションをしていた。
今の大人は、出来ない人が集まって、押し付け合いをしている。
僕にはそう見えるのは、大人の真実を知ったから?
それとも、次元大介がいなくなったから?
2022年08月09日
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