2022年08月14日

【薙刀式】マルチシフトはいくつまで許容か

ビームナギナタ式がさらにバージョンアップして、
かなりのシフト方式を採用している模様。
https://twitter.com/61bi_234469/status/1558374680603807746?s=20&t=E7oZ9KyLGDYJFadnnBhDlg

たしかに薙刀式の不便なところをうまく打てるようになっているが、
果たして使いこなせるのだろうか…?
つまり、マルチシフトは何個まで使いこなせるのかね。


極端な例でステノワードを出してみるが、
あれは最大10キー同時押しで、
複雑なマルチシフト方式だと考えられる。

使いこなすには年単位の訓練が必要で、
かつ音写専門(漢字変換は別のオペレーターがやる)、
かつ稼働が一時間で休憩が必要だ。

つまり、
ステノワードを用いて、
自分の思うことを文章にするのは、
現実的ではない。

操作が複雑すぎて疲れるのだろうと考えられる。
速さと楽さが必要十分ではない例だ。

(ステノワードの仕事の人って、
普段の文章はqwertyとかで書いてるんやろか)



さて、ビームナギナタ式だ。
4キー同時押しパターンのほかに、
色々な同時押しを盛ってきた。

かなり野心的な試みで興味深いのだが、
僕的には「使いこなせるの?」だな。

親指シフトのシンプルさは、
無意識に動かしやすいのが有利だと思う。
新JISや月の単純さもそういうことだ。

シンプルさは、打ちやすさや扱いやすさがあるが、
一方無理のあるところが生じる。

複雑なものは、無理のあるところをカバーするが、
扱いは複雑だ。

慣れればヨシ、の世界ではあるものの、
どこまで人は複雑なシフト方式を使いこなせるのか、
まだわかってない部分がある。


なので、使いこなせるの?は、
反語ではなく疑問なんだよね。
どこまで人類が行けるのか、
この先を楽しみに待つとしよう。

ほぼほぼ、ただただ、ぶらぶらなんかはやりやすそうだし。
posted by おおおかとしひこ at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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