前腕を水平にするための、
日本のスタンダード机より少し低い面。
手首を浮かせるのは苦手なので、手首を乗せるひろさ。
(ついでにマウスも乗った)
そしてどこにでも持ち運べて、
それぞれの椅子や高さに合わせて調整できること。
3Dプリントでジョイント部をつくり、
好きな板で作業エリアと手触りの良さを両立させること。
バビロン最新作試作版。デカイ以外は最高。
手が乗るのはとても楽。
複雑な形をしており。デカくてスマートではない。
結果、すごい快適で、筆がものすごい速度ですすむ。
進みすぎて逆に手が疲れた。笑
しかし疲れたのは手ではなく、
腕全体の腱だとわかる。
どこか特定の場所ではなく、
肩や脇から指先まで全体なので、
負荷分散は満遍なくされていることが理解できる。
高い机が問題だと気付いていたのだが、
低い机の実現は、
キーボードスライダー(6000円くらいからAmazonにある)か、
専用机の開発しかなかった。
家でやるならそれもいいが、
僕はノマド派なので、
どこででもできる仕組みがほしかった。
ポメラは「どこででもできる」がウリだけど、
最高の環境ではない。
あんなに背中丸めて本格的な執筆ができるはずがない。
僕が欲しかったものは、
どこででもできて、しかも本格的な環境だ。
この両立にずっと悩んでいたが、
3Dプリントという武器が、
それを現実に出現させることに成功したわけ。
3Dプリントがなかったら、
木とか金属組み合わせて作ってたのかなあ。
そんな工作力俺ないし、
もっと日曜大工みたいになってたろうな。
課題は軽量化。
もっとスマートにならないと、
さすがにカフェ店員に咎められるだろう。
このゴツさは、机の厚み8cmまで対応できるように、
なのだが、
ファーストキッチンのカウンター席に合わせたんだけど、
他はどんなに厚くても4cmくらいなので、
そっち合わせでもいいかもしれない。
だけどレジン素材の強度的に、
たわみは許容できないしなあ。
パーツ数も多いしスマートじゃないので、
もう少しスマートなやつにならないかなあ。
ちなみに3Dプリント2万、板2000円。
値段だけ見ると高いけど、
これでこんなに理想的環境が手に入るなら、
僕は惜しくない。
それくらいいい。
ただ軽量化したい。
一回現実に形になると、
それを触りながら考えることができる。
物理のいいところ。
3DCADをいくらグルグル回してもわからないところが、わかる。
2022年08月18日
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