近所の本屋にないので漫画喫茶にてチャンレを読むことに成功。
ネタバレありで進行。
風魔は忍びの話といえど、
学ラン着てることから、
「学園に忍者がやってきた?!」
という、
「日常生活に、忍びという異物」
の構造が破綻するべきでないと僕は考えている。
夜叉編はまさにそうで、
聖剣編は、
夜叉編の世界に聖剣という異物をさらにぶっ込んだ、
斜め上の展開だったから面白かった。
だけど反乱編は、
純粋に忍びの里の話に、
縮小してしまったことが、
つまらない原因だったと考えている。
風魔の里、風魔の事情はどんなもんだろうと、
わくわくしていた楽しみが、
いざ見させられてみたら、
「よくある時代劇となんら変わらないもの」
にスケールダウンした悲しみというか。
「忍び狩り」という名称は流石だなと思ったけど、
この枠組みでやる以上、
忍びものという「普通の時代劇」の枠組みに収まってしまって、
なんらかの車田ロマンが足りねえなあって思ったな。
ただでさえ最近「あずみ」全巻一気読みしたので、
物足りなさが勝る。
時代劇同士の比較になっちゃうからねえ。
まあ後編が冬らしいから、
読んでから総合評価したい。
五円玉を貫くやつはよかった。
次回でこれを伏線として何かに昇華することを期待。
どこか悲しげな武蔵の瞳は、
トビという友を自ら殺めたからだろうか。
にしては仕込みが足りなかったな…
2022年08月22日
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