うーむ、たしかに相性が悪い。
両方ともSandS使ってるわけで、
「空いてる親指を活用しよう」という考え方が、
漢字指定なのがSKK、
シフトカナ指定が薙刀式と、
まともにバッティングするからなあ…
まあ薙刀式だけの問題ではなく、
そもそも新配列は多くの場合親指を活用するので、
SKKと相性悪くなるなあ。
例外は新下駄、月配列系、JISカナくらいかな。
意外と少なさそう。
薙刀式でSKKを用いるには、
以下のような方法が考えられる:
1. 左親指キーを従来のシフト、右親指キーをSKKキーとする。
SKKキーを押してる間は大文字として出力(漢字指定)。
シフト文字+SKKキーで、シフト文字を大文字。
(連続シフトがややこしくなりそう)
薙刀式との相性がまず悪そうだな…
2. 右親指などにSKKキーを想定、
SKKを順次打鍵化する。
すなわち、SKKキーを一回押せば漢字入力モード、
もう一回押すとひらがなにする。
薙刀式との相性は悪くはないが、
一々ワンショットキーを挟むのが嫌かどうか。
3. 親指キーとSKKキーは兼ねる。
スペースキーをダブルクリックで、
2のSKKキー始動終了を。
ゆっくり二回スペースキーを押せば、変換×2。
まあなんとかして、親指部分にSKKを共存させようとする考え方だ。
親指部からどうしても離したいなら、
中指キーにSKKシフトキーを入れる?
DK同時でSKKキー始動と終了、
というのが現実的なのかしら。
多シフト方式の薙刀式は、
ちょっとシフトを増やすのも苦労するな…
僕はSKKの利点、
漢字とひらがなの分離で困ったことは、
ほぼない気がする。
編集モードと、ひらがな変換、カタカナ変換で、
なんとかなっていて、
同音意義のほうが困る感じが強いな。
でも同音意義だけは、
「これまでの文脈」がある程度必要だから、
漢直で打ち分ける以外は、
AIが文脈を読んでおく必要があるだろうなあ。
そしてそんな日本語特化のAIを、
日本の公式メーカーがつくれるわけないから、
在野の発明家待ちになるのかもしれないね。
僕自身はSKKが一々面倒な気がしたのだが、
使用感覚はどんなもんなんだろ。
薙刀式のシフトくらいの感覚だから便利なのかも。
SKKと新配列があまり交わらないのは、
やはり親指の取り合いだからだろうか。
2022年09月02日
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ぼくが感じているSKKの魅力は、ひらがな部分の確定動作が必要ないところです。英字をタイプする感覚です。
文章を書く際にストレスなのは、誤変換が無いか確認するために視線と思考をちょっと戻さないといけない点です。SKKはその作業が必要ないんです。
ぼくは長文を書く際にSKKを使います。SKKは薙刀式と組み合わせて漢字変換できないので、SKKでいったんすべてをひらがなで入力し、後でブロックごとに『かわせみ3』で再変換しています。
文字入力と変換を別作業にしているんです。
薙刀式でSKKを使うためのアイデアを考えていただき、ありがとうございます。とても参考になりました。
ひらがな部分は文節の最後の方に多いので、
僕は「。確定」を使うことで、
その部分は無変換確定してます。
「、確定」でもう少しその頻度を増やせそうですが
(今の「そうですが、」のあたり)、
「、」はまだ考えてる途中、ということで確定は抜いています。
ちいさな文節単位で変換をかけていくのは、
煩雑ではあるものの、
ほとんど二回読んでないので楽なやり方です。
「IMEが同音意義迷うだろうな」と予測するところだけ、
こっちが立ち止まって合わせてやり、
その他は変換結果を確認せず書き続け、
視界の端で誤変換チェックして、
まずかったら戻って再変換(編集モード)をかけるので、
二回読むループとは少し違うやり方をしてます。
すでにそもそも画面のひらがなすら見てない
(指の感覚でミスタイプはわかる)ので、
二回読んでる感覚はだいぶないですね。
手書きのときも「まっすぐ書けてるか」を視界の端で見て、
「あやふやな漢字」の時しか手元をちゃんと見てないような気がします。
その感覚に近づけているような。