もういっちょラブねにゑさんの興味深い練習文。
あの場での 僕の悪事が 裁かれた
右手人差し指の連続文。
ホームキーJは、
「あ」「の」という文字と、左手と同時で濁音に使われる。
この三種類の練習というのは、
これまで考えたことのない発想で興味深い。
ついでに、H、N、Uと、
右人差し指の連続を組み込み、
右手人差し指どんだけうごけるか、
の負荷を高めた例文だ。
濁音の連続とかは慣れてないと戸惑うので、
一番使うだろう「だが」で慣れるといいと思う。
ちなみに右人差し指に○をつけると、
あの場での 僕の悪事が 裁かれた
J【J】(EJ)【J】
○ ○ ○ ○
(ZJ)H【J】JH(RJ)(FJ)
○ ○ ○ ○○ ○ ○
【U】(CJ)F/N
○ ○ ○
と、かなりビジュアルで見ても右人差し指練習ということがわかる。
薙刀式の特徴は、右人差し指への信頼だ。
逆に言うと他の指はポンコツだと考えている。
先日の900連接の調査からは、
「下手な指の二連接よりも、
人差し指の同指連続の方が速い」
ことが分かっていて、
ここは従来の配列理論、
「同指連続を避けるべき」を、
一部覆した部分だ。
なので、極端な文章だと疲れちゃうけど、
ふつうに右人差し指連続は出てくる。
「あなた」とか「なあなあ」とか、
「あさの」とか「おのおの」とか「たくさん」とか。
最初は戸惑うけど、慣れれば別に大したことなくなってしまう。
なにせ信頼のおける右人差し指なので。
また、TYを文字部分に使わないことも、
人差し指連続を許容できている一因だと思う。
通常の配列ではTYにもカナがあるから、
なるべく人差し指連続を避けるような組み合わせを配置するが、
TYをはなから捨てていることで、
逆に同指連続を利用している節があると思う。
センター連続シフト(左右に振る)やアルペジオや人差し指の活用など、
そういえば薙刀式にしかない独特の運指ばかりだから、
こうした例文は、
「他の配列は使ったことあるが、
薙刀式独特の打鍵法に特化して慣れよう」
という目的の人にはいいかもね。
そのうち文字領域同時押し(拗音、外来音)も、
練習文が生まれるのかしら。
2022年09月14日
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