2022年09月16日

【薙刀式】Macのtouch bar

久しぶりにMacショップに寄ったのだが、
全く評判を聞かないtouch bar(数字段の上にディスプレイが出て、
プログラマブルなファンクションになるやつ)の、
いらない子機能を体験した。

変換候補がiPhoneばりに出て、タッチすることで確定できるようだ。
これ作ったやつばかだろ。


それとも、
ブラインドタッチ率30%だから、
70%の人はキーボードを見ながら打つから、
視線は下にいて、touch barの変換候補を触りに行きやすいのだろうか?

ブラインドタッチを前提にするならば、
画面から視線を外して下のtouch barを見るなんてあり得ないし、
ホームポジションから指を外して、
数字段の更に上を触ることはあり得ない。

二重にあり得ない発想に、
「これ便利でしょ」と言ってる開発者の、
ばかな顔が見えてびっくりした。
ジョブズが見たらアホかと却下だろう。

touch barを延命させたいから、
ばかが「その機能は必要そうだ」とハンコを押すような、
本当に必要な人には不要な、
どうでもいい機能で誤魔化しているような、
日本の会社組織的なばかさを感じた。

触ったのはAirだったが、
まさかMacBook Proにはないよな、
と思って見たらなくて、
そうか、エントリーモデルがAirで、
もうMacBook Proは誰もが使う前提ではないのかもなあ、
などと悲しくなった。

商売上しょうがないのかもしれないが、
僕は「ひとつのMac」で十分だと思う。
つまりAirはいらないと思う。

ただM1搭載のMacBook Pro、
円安の値上がりを受けて40万になってたのは、
膝が崩れた。
たしかにこれを標準とはいえないから、
エントリーモデル20万は必要か…


Macですら、
変換候補の選択と確定を、
スマートに解決できてないのか、
と、なんだかさみしくなった。

僕がMacを離れてWinに転んだのは、
日本語が弱かったから。
ことえり(当時)の変換能力はクソで、
まだMS-IMEのほうがマシだったからだ。

動画系やクリエイティブなことはMacが向いてる
(というかスタンダード)が、
小説を書く時だけWin、と使い分けたい。

でもWinの操作体系はかなり複雑怪奇なクソで、
やっと薙刀式に整理して、
使いやすくブラインドタッチ出来るようになってきた。

で、touch barの変換候補を見て、
おまえはあほかと思ったわけ。



複雑なことを、シンプルに、かつ合理的に整理するのは、
とても難しい。
少なくとも薙刀式は、MacBook Airのシステムよりも、
シンプルで合理的に進化したようだ。

全面的にキーボードがtouch barになったら、
また起こしてくれ。

でも、「キーボードを見ない」のがキーボードの使い方だというのに、
そこにスクリーンを出すやつはばかだろうなあ。


僕は、ブラインドタッチはダンスに似ていると思う。
前しか見ずに身体を動かす感じがね。
下を向くiPhoneには似てないと思うんだな。
posted by おおおかとしひこ at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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