ブラインドタッチを学ぶには、
配列図の丸暗記よりも、「指で動作を覚える」ことのほうが大事だが、
そういえば僕は配列図を丸暗記したことがなくて、
それって具体的にどうすんだろ、
とふと考えた。
1. 写真記憶(視覚によるもの、色をつけたりなどもそれか)
2. 呪文的な数え歌(音によるもの、音階をつけたり575にしたり)
の2種類がメジャーかなあ。
2は「はときいん」の親指シフトが採用してるし、
元素の周期表(水兵のリーベ)や、いろは歌や、九九でもメジャーだ。
あるいは、
指ごとに分けて、
1ないし2で覚えるのかしら。
なんでこんなことを思ったかというと、
以下のツイートを見て。
> Totuus(とと)@Webプログラマー求職中
> 薙刀式の大岡氏は、配列を覚えるのは配列表を記憶するのではなく指の繋がりを身に付けるのだと常々述べられている。全くその通りだと思う。 しかし新下駄配列は、少なくとも単打面は丸覚えしたほうが良いのではと感じる。 でないと練習していて余りにしんど過ぎる・・・
たしかに新下駄の単打面は、
薙刀式に比べればより使用頻度が高く、
端っこまで使うものが詰まってるので、
覚えるまでかかりそうだなあ。
でも逆に丸暗記ってどうするんだ?
って疑問に思ったんだよな。
このカナはここ、みたいな一文字の場所を覚えるってことかしら。
鉛の活字を拾い打ちするみたいな感覚かしらね。
そういえばかつての鉛で活字を組んでたころは、
印刷所ごとに活字の独自な置き方
(まさに配列だ)があったそうな。
同じ文字の活字が複数あった
(そうでないとページが組めない)から、
頻度統計がある程度その文字の活字の量でわかるし、
なんとなくの連接データが、
カンであったんだろうとは思う。
熟練工はそうして仕事を楽にしてただろうし、
そういう獣道みたいなショートカットが、
配列なんだろうなあとは思う。
その感覚を習得する以前は、
やはり丸暗記しかないだろうなあ。
クラスが変わった新学期は、
名前と顔を丸暗記するしかない、
みたいなことか。
僕はそれがいまだに苦手だから、
丸暗記法からなるべく逃れたいのかもね。
社会の暗記ができなくて、
積極的に文系に行かなかったくらいだし。
(800点満点の共通テスト、
僕は720くらいだったけど、
失点の40くらいは日本史だった)
新下駄はメンバーの多いクラスだよなあ。
丸暗記は大変そう。
記憶法によれば、
空間とともに覚えたり、
情景を無理やりつくると覚えやすいそう。
つまり空間感覚(六感でいえば触覚)や、
視覚の助けを借りて記憶するわけだ。
視覚や聴覚の方が、
指の運動感覚記憶をつくるより楽で早いのかしら。
それでまずは脳に落とし込んで、
それから記憶を保持しつつ、
時間のかかる腕の神経に落としていくのかしらね。
薙刀式のパーツならいきなり運動記憶いけそうだけど、
新下駄くらい多いとそれが無理なのかもしれない。
このへん、
「どうやってマスターするのが合理的か」
「合理的なマスターには、どのような配列であるべきか」
なんて議論が抜けているような気がする。
まあ大体気合いと根性で覚える、でやってきたからなあ。
2022年09月22日
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