2022年09月23日

【薙刀式】v15(仮)に至る没版

試したけどダメだったアイデアたち。

しばらくは覚えてるんだけど、
久しぶりに「アレをアレにすればいいのでは?」
と忘れてて試して、
「そういえば前試して、同じ理由で却下したわ…」
ということが増えてきたので書き出しておく。


U(BS)裏に「ふ」:
 ふん、ふら、ふれあたりがなんか遠かった。
 ぶん、ぷん、ぶら、ぷら、ぶれ、ぷれも同様。
 ファのJU最適化がいまいち。
 「ぷ」を打つ時に人差し指を互いに上下させるのがなんか変。
 「ぷ」ってそんなに大袈裟なカナじゃない気がする。

U(BS)裏に「せ」:
 せん、ぜんが遠かった。
 U,は打ちづらい流れだと思う。
 せい、ぜいも打ちづらい。
 ここが「さ」でも問題を感じなかったのは、
 さい、さんが、せい、せんほど出ないから。

 とくに「ぜん」は、全然、全部、前回、大前提、
 などで結構使う。

U(BS)裏に「つ」:
 つん、の流れがないからいいと思ったのだが、
 「積んでおく」「詰んだ」など、意外とあった。
 「ついつい」の二連続も打ちづらかった。
 あと「つらい」がしんどかった。

L(う)裏に「つ」:
 今でもいい手だと思っている。
 でも弾かれた「せ」「ふ」「さ」あたりの最適解が存在しないので、
 諦めざるを得ないパターン。
 あとツァ行がウァ行と被るので、ツァ行がなくなる。

L(う)裏に「ふ」:
 これもいい手だと思うのだが、
 「こう」が「ぷ」に化けやすい問題と、
 ファ行がウァ行と被るため、
 どちらかを犠牲にしなければならない。
 半濁音のシフトキーを変えることも検討したが、
 いいものがなかった。

L(う)裏に「さ」:
 悪くないが、弾かれた「せ」「ふ」の妙解がない。
 あちらを立てればこちらが立たず…

.(ら)裏に、「ふ」「さ」「つ」「せ」:
 今回の改造は、「から」がロールオーバーして、
 「ぶ」に濁音化してしまうことが動機なので、
 ここに濁音カナが来ることは禁則。

,(ん)裏に、「ふ」「さ」「つ」「せ」:
 「かん」が濁音に化けてしまう。
 「かん」は「かい」と同様、漢語でたくさん出るので、
 これは避けたい。

;(ー)裏に「さ」「せ」:
 い、ん、への流れが、;K、;,という、
 とても打ちづらいアルペジオになる(左右交互の方が速いくらい)。
 なのでこれだけはない。

;(ー)裏に「ふ」:
 日本語文章は悪くない解。
 しかし外来語で急にダメになる。
 ふら、ぶら、ぷらが;.というかなりの悪運指。
 とくに、ブラインド、プライド、フライ、ブライダルなどの、
 フライの運指が、;.Kというかなり打ちづらい三連になり、
 却下となった。
 ふれ、ぶれ、ぷれも小指縦連なのでイマイチ。

/(れ)裏に「せ」:
 これまでシフトを置かなかった右小指下段に、
 ためしに置いてみた版。
 ぜん、せん、せい、ぜんはかなり良かったが、
 頻度的に小指が痛くなる。
 あと、「かれ」が「ぜ」に化ける問題も出てくる。

/(れ)裏に「ふ」:
 上と同様のお試し版。
 「これ」が「ぷ」に、「かれ」が「ぶ」に化けるため却下。

A(ろ)裏に「さ」:
 左手に「さ」を移してみた版。
 「さてと」が超打ちづらいのでやめた。

A(ろ)裏に「つ」:
 悪くないが、「けつ」が打ちづらくてやめた。
 結論、簡潔、結合、解決、など、けつはよく使うよね。

「け」と「せ」の入れ替え:
 この二つは頻度、連接ともよく似た、
 双子のようなカナなので、入れ替えは比較的効く。
 でも「せつ」「させ」の連続シフトがなくなると、
 とたんにめんどくさくなったので却下。


あと試してないパターンはないやろか。

シフトかつ濁音になるカナで、
今回の調整はなされているが、
その範囲を拡大する手も、なくもない。


ざっくり見ると、
プラス面よりも、
マイナス面を切る形で評価していることがわかる。
「なんかいやだな」というのは長続きしないもんだよね。


しかし配列づくりってたいへんだな…
posted by おおおかとしひこ at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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