2022年09月30日

【薙刀式】親指化キットというのがあったそうだ

kouyさんが早速ツイートしてくれていた。
こんなものがあったんだねえ。
写真は一部しか残っていない。
https://web.archive.org/web/20050525235309/http://www.vshopu.com/oyakit_hhkb/index.html

しかしこれは売れないだろうな。
素人発明グッズとたいして変わらん。
昔の義足ってこんな不便そうなやつだったよね。


結局変換キーの横幅が足りないから、
スタビライザーで安定化させてるのね。
でもここが一番にぐらつきそう。

耐久性は見るからに低そうで、
両面テープ貼りとはいえ、
10万字書けたのだろうか。

使い倒せる感じの強度をしていない…


さらにkouyさんの昔のブログの言及から、
> キーボード親指化キットは、HHKB L2用のほかに、東プレRealforce用と富士通Libertouch用が存在した
そうだ。写真はなく上から見た模式図のみ。


なんか親指キーの議論って、
B割れなどの、横幅の話ばかりで、
高さの話、
そもそも天面が奥側に傾いてる、
だから手首を浮かせる必要がある、
とかの、
物理的な同時打鍵のやりやすさの工夫について、
議論してるのを見たことがないんだよね。

まあ昔はあって、
僕が興味を持った頃はすでにリーチできなくなってる、
のかもしれないが。


これに比べると、
現在の自作キーボードってレベル高いんだなあ、
と思ってしまいました。

今ならシリコンで親指キー複製して、
レジン製のやつつくれるんじゃない?

3DCAD使えば、
親指キーの形を、
より進化させられるんじゃない?

なんで誰もやってないの?

俺がシフターならやるけどなあ。


俺がこれだけ親指キー試作してるのに、
シフターの誰一人3Dプリンタやってないのは、
もうそんな情熱ないのかしら。

ひょっとして、
純正キーボードの親指キーの経験がある人が、
そもそもほとんどいない説?

純正キーボードを死ぬまで使えるほど確保したから、
もうどうでもいいのかしら。

こうやってひとつの文明は滅びるのかしらね。



薙刀式用の親指キー頒布はそのうちやります。
センターシフトに特化してるけど、
親指シフト系列にも使えると思います。
透明レジンがかっちょいいぜ。
posted by おおおかとしひこ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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