2022年11月02日

【薙刀式】「とはいえ」の運指

薙刀式のいいところは指のつながりの部分で、
重要な言葉はするすると繋がるところがいいところだ。

一方、
そんなに早く打てなくてもいい言葉は、
そこまで早くなくてもいい運指が当たっているところがある。
それが「とはいえ」のパート。


ちなみに、DCK【O】。
「とは」が中指縦連だし、
「いえ」がKOアルペジオとはいえ、
長い指を畳まなくてはならない運指だし、
シフトが絡んでいるから、最高速で打てるものでもない。

実際、「とはいえ」と打ちたいときは、
一歩引いて一拍置きたいところだろう。
これまでの議論を一歩引いて、
それはそれとして引いた目線に戻るときに、
「とはいえ」を使うだろう。

だから、最高速である必要はない、
というのが僕の考えだ。


思考の速度に合わせた打鍵速度になっているのが理想だと思う。

思考速度が落ちるところで落ちるべきだし、
落ちるところで速い運指であるべきではないし、
思考速度が速いところで指がもつれるべきじゃないし、
思考速度が速いところでは早く打てる運指であるべきだろう。

この一致が実現するためには、
一拍置くような言葉は、
一拍置く運指であるべき、
ということではなかろうか。
もちろん、意図的にすべて仕込むことは不可能だろうが、
それでもこうした偶然というか、
結果的にそうなっていることには、
なんかいいな、と思うんだよね。

僕は薙刀式ほど思考と一致させる速度で打てる配列を、
他にマスターしていないから、
他の配列でもこうした要素があるかはよくわかっていない。
あるならそうだと教えて頂くと幸いだ
(できれば具体例があるといい)。

他の配列で「とはいえ」はどうなってるんだろう、
と調べることは可能だけど、
他の配列では別の言葉がそれに該当してるかもしれないので。


もちろん、ゆっくり打つべきところが良運指で、
指を休ませながらゆっくり打ってもいいんだけど、
その良運指を他の速いべき言葉に当てらないか?
なんて僕なら考えてしまうんだよね。

まあ配列というのは総合点だ。
こういうゆっくりなのが良いところも、
薙刀式にはあるということで。
posted by おおおかとしひこ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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