2022年10月13日

【自キ】自作バネへの道

スイッチはすでにウムピエ素材のPearlioでエンドゲームだけど、
(MMのフルウムピエは遊舎の入荷待ち)
バネはまだ改良の余地があると思っている。

ほう、自作バネとな。
https://tokuchubane.com/columns/自分で作る試作ばね/


理想を言うと、

「ロングかつ2ないし3ステージで、
底打ちがプログレッシブ、
アクチュエーションは30〜35g、
底打ちは60〜80g」

がいいのではと思っていて、
しかしそんなバネはないので、
この自作バネ記事を読み込んでみたが、
そもそも等ピッチで針金を巻くことすら、
あのサイズでは難しいのかもなあ、
などと想像した。
治具を作ればできるかな。
そしてプログレッシブはどうやってつくればいいか。

今のところまったく想像できてないが、
ネジ型で回るような治具なら、
作れるかもしれない。


そもそもこの記事、
最近、
「自作バネはDMMの金属3Dプリントで出来るのでは?」
などと気づいてしまい、
色んなバネを調べたり、
金属の特性を調べたことで、おすすめされたっぽい。
Twitterやるな。


で、スプリング型じゃなくて、
板バネなら優しい手触りになるのでは?
と考えている。

表参道アクセスで触った、
オリジナル親指シフトキーボードの感触が忘れられず、
あれは富士通の板バネだ。
チェリー系がこれまでずっと好きじゃなかったのは、
スプリング型だから、の可能性はなくもない。

で、DMMのステンレスならば、
「支えられた板」の最小厚みは0.5mmまで攻められるので、
これで一回やってみようと、
すでにスケッチを始めているんだよね。

しかしどういう板バネがどうたわむのか、
バネの知識がなさすぎて全くわからん。
バネ会社のHPなどを見ると、
構造計算と現実では差があるので、試作を繰り返すらしい。
うん、まあそうだろうな。複雑な形の積分とかすでに難しいもんな。
経験則の世界だろうな。
耐久テストや破断テストとかもやってるだろうしな。

うーん、工学部の血が騒ぐぜ。



逆に工学部じゃない人のことをあまり想像できないんだけど、
現状に問題があると認識したら、
どうするんだろう?

調べて、原理を把握して、改良案を出して、
テストしてフィードバックして、
現実に出せるものにする、
というループを、ひとつもしないのだろうか?

工学部にとって「問題がある」は、
「改良できる余地があるかどうか議論するべき」のことだが、
他の人たちには「何も考えず棄却」のことなのかね?


バネ作れる手段があるんだから、
つくればいいじゃない、
と思い、もう少し調べ物をすることにしよう…
posted by おおおかとしひこ at 15:29| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
https://qiita.com/deepprog/items/3aa3803d1b3da5ecbcdb

底打ち用に極小スプリングを追加する方法はどうしょうか?

ただし、Pearlio のキースイッチは対象外です。
MMswitch のステム形状のキースイッチ類が改造対象なります。

Posted by deepprog at 2022年10月13日 17:21
>deepprogさん

その方法を試そうと思って、PearlioのCAPS構造では無理だなと思い、
色々と考えていたら思いついたんですよね。
あと単純に、スプリングよりも板バネでやってみたいという好奇心ですかね。
ちょうどいい構造の板バネを苦労して探すよりも、簡単な構造だから試してみたろ、という感じです。
バネの強さはコントロール可能だろうし。

現状のスイッチの底打ち改善になるといいなと期待していますが、
果たしてどうなるやら。
Posted by おおおかとしひこ at 2022年10月13日 18:39
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