2022年10月15日

【薙刀式】新下駄はサラダが苦手

牛乳が速いのは知ってたけど、
サラダが[SL][SJ][SM]なんだって。
S三連発はたしかにやばい。


同時打鍵系の宿命として、
同時が連続するときの欠点がある。

僕は親指シフトのそれが嫌だったし、
左右にバタバタする感じも好きじゃなかった。

なので、
連続シフトのほうを好む。
親指シフトより飛鳥、新JIS、
そしてカタナ式、薙刀式。

文字領域同時打鍵系って、
新下駄、下駄以外に実はあまりないのかな。
これを連続シフトにしたらどうなるのだろう。



タイピングゲームのときは、
確実に入力できた実感のある、
連続シフトなしの方が速度が安定しそうだ。

でも実用だと刹那のミスはいらないから、
S【LJM】
の連続シフトのほうが「サラダ」を打ちやすそうだなあ。

たとえば「サラダを食べる」とか、
「サラダ食べ放題」とか、「とりあえずサラダ食っとけ」
みたいな実用文は、大体2〜3秒でカナを打ちたいところだけど、
連続シフトのほうがサラダを打ちやすそう。

親指シフトもたしか、
NICOLAの仕様書に連続シフトを許容するようなことが書かれてたはず。
連続シフト親指シフトの使い手っていないのかしら。
それやるならTRONや飛鳥に行くのかしら。


ちなみに薙刀式は相互シフト方式のため、
仕様上は連続シフトが可能だ。
拗音「よ」を押しっぱなしで「徐々」「諸処」
「きょしょ」う、なんかを打てるし、
右濁音を押しっぱなしで「がびがび」とかを打てる。
でも使ったことがない。
それらの連続はなんか普通に一個一個やったほうが、
気持ちいい気がする。
「拗音が連続する」「濁音が連続する」
ことにあまり敏感でないからだろう。
よほどリターンがあればそのように感覚が変わってくるかもだけど、
意味を綴る時に音まで考えてる余裕はないんだよなあ。


連続シフトは最初、
「どこまで連続シフトか意識しなければならない」
ことが足枷になるのでは?
と思うんだけど、
「連続シフトのパターン」に慣れてくると、
そこは気にならなくなる。

薙刀式だと、
「もの」「おも」「まち」「つまり」「にま」
「ねえ。」「よね。」「のよ」「せつ」「ふつ」
なんて組み合わせを打つにはそういう指の動きをする、
みたいに勝手にマスターしてしまう。

あるいは慣れてなくても、
シフトを押した時に、次シフトなら離さず、
次シフト以外なら離す、みたいな判断が、
自動的に行われるようになる。
飛鳥の連続シフトに比べて、
薙刀式の組み合わせはとても少ないから、
無意識化には比較的苦労はないと思う。

新下駄の連続シフトはどうなんだろ。
サラダは一回慣れたら逐次で打たなくなりそう。
そういう役に立つ組み合わせがあれば、
勝手に指が楽な方を取るだろうね。

ただもともと連続シフトを利用するようには設計されてないから、
得は少ないかもだが。

そもそも連続シフトは、
半面のどれかだけの組み合わせしかないのか。
じゃああんまり得しなさそうだな…

無理矢理探すと、

D: おねえ、あれよあれよ、夜店、オレオレ、よねえ、
 よれよれ、見え見え
K: ムレムレ
S: 澤田、どさどさ、さわら(ない)、そらさ(ない)、
 そわそわ、どやどや、サラダ
L: さおり、さめざめ、ささめ、折々、ずりずり、
 ギリギリ、さけめ、去りぬ

などくらい?
うーん、サラダはレアケースなんだな。
さすがとしか言いようがない。

これだけのためにロールオーバーが化けるリスクは負わなくていいか。


文字領域の同時打鍵は、
リスクとリターンのバランスが、
速くなると出てくるんだな。
posted by おおおかとしひこ at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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