新下駄から薙刀式への転向をしてるらしいととさん。
左小指の古傷も原因だそうな。
> 薙刀式の左小指使用率はたった2%
> この負荷低減に期待している。
> 新下駄配列で一番しんどさを感じたのが、Zにある「す」。
「です」「ます」調を避ければ何とでもなると思ったが、実際は結構出てくるんだよなあ。
「す」ってそんな多かったっけ、と調べると1.9%。
薙刀式の左小指全部くらいなのか…
じゃあ、
ですます以外に「す」って使うんだっけ、
と考えてみると。
すべて、スペース、明日、出す、探す、
あかす、貸す、〜する、すると、
水道水、素敵、すばらしい、
ナイス、スーパー、スペシャル、ストップ、
ライス、サスペンション、コスプレ…
なるほど、
名詞にはそこそこあって、
外来語もわりとあるね。
動詞語尾にもそこそこ出てくるし、
サ変と複合動詞をつくるな。「撮影する」など。
です、ます、だけではない、
「す」の頻度、思ったより出番があるね。
新JISを触った時、
Zの「す」とか、Qの「そ」とかに、
全然納得が行かなかった記憶がある。
小指でそれは無理だなあと感じた。
設計方針としてはL「゛」との関係で、
左手単打に濁音になるカナを集めて、
その中でもマイナーな「す」「そ」をマイナー位置に、
という考え方だと思われる。
清濁別置の新下駄ではその必要はない。
Z「す」は、「ます」XZのアルペジオからじゃなかったっけ。
「する」がZV、「です」が,Zで、
それらを打ちやすそうな位置に定めてあると読み取れる。
でも僕個人は、
そこまでZに責任を負わせたくないなあ。
この頻度と指の感覚は個人的な感覚で、
このバランスは配列作者によって、
異なって良いと考えている。
むしろそれはアイデンティティのひとつじゃないかなと。
「すべての人に当てはまる指のバランス」は、
存在しないと僕は思う。
そんなのがあるなら、全員同じ靴履いてりゃいいわけだからね。
既成のキーボード、既成の配列では、
悲鳴をあげる人がいる。
僕もその一人で、
第三のキーボード、
第三の配列を模索するのは当たり前だと思う。
靴が人によって最適なものが違うことは、
だいぶ知られてきた。
僕はふつうの靴で外反母趾になりかかったし、
そのことで自分の足が幅広だと自覚した。
そもそも扁平足で地面の把持能力も弱いから、
靴はほんとに嫌いだ。
キーボードやマウスを靴並みに使う人ならば、
靴以上に気を使うべきだ。
靴は最悪裸足になれるが、
キーボードはそうなれない。
打鍵数が増えちゃうけど
(1カナあたり薙刀式1.3打鍵→ローマ字1.7打鍵)、
ローマ字配列カタナ式、
左小指0%、左薬指0%、右小指0%、
というのもありますよ。
2022年11月01日
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