2022年11月05日

【薙刀式】漢直による漢詩入力と、漢字変換のアイデア

なるほど、漢詩か。これは漢直のための題材だなあ。

https://twitter.com/kanchokker/status/1588713038592757760?s=20&t=wvGBjwciEz1ApaIleYEs6g


同じ内容を日本語で書くことを考えると、
そこそこの文字数がいりそうだから、
漢字というのは、
形が複雑な代わりに概念を圧縮したもの、
ということが理解できる。

中国で二週間ほど仕事をした時、
とりあえず「好/ハオ」だけ覚えとけ、
と言われた。
good、好ましい、を伝えるならこの一文字でいいと。
なるほど、一概念一文字のコスパだなと思った。
「not」くらいはみんな知ってるから、not好といえば、
それもわかると。

以前言語学かなにかで、
「中国語は一概念を一音に対応させたもの、
だから子音も母音もめっちゃある」
という話を聞き、
なるほどと感心した記憶がある。
字は後付けで、音による概念ありきなのだろう。

会意文字や形成文字は、
象形文字という単位を組み合わせてつくった、
後半に生まれた概念だろうと思う。
部首という概念も、概念が足りなくなって、
漢字を増やすための道具なんだな。



しかしこれだけの漢字速度はすごい。
これなら漢直は実践的ではないかと思える。
ただしこうなるために、
どれほどの鍛錬がいるのかだな…


漢直の2ch時代のスレなどを今覗き見してるんだけど、
みんな400〜500字くらいしか覚えてないらしい。
勿論毎日修行している写経家みたいな人もいて、
そういう人は1500や2000などの、
それぞれの配列のカンストまで行く。

ただそこまで僕はモチベが持たないだろうから、
まずは500字目標になるのだろうか?
しかしその500字のラインナップは、
自分で使うものに限定したい。


でも複雑な言葉ほど、
IMEは一意に変換してくれるから、
それはもうほとんど漢直みたいなもんなんだよね。
だとすると漢直ストロークよりも、
薙刀式のひらがなの方が速くて楽な気がする。

たとえば、
「定義」を漢直で覚えるよりも、
「ていぎ変換」でまず間違えない、ということ。

そして漢語の読みは薙刀式で素晴らしい運指にしてあり、
これはどう考えても漢直のそれぞれの運指より速くて楽だ。

ここが僕に二の足を踏ませている。
漢直が最小2ストロークいうても、
薙刀式の「てい」EKや「ぎ」WJ同時より、
楽な運指じゃないよね?ということ。


変換で一発で出にくいもの、
どちらかというと訓読み系のものが、
僕の欲しい漢直かもしれない。
代表的なのは、「感じ/漢字」「的/敵」あたりかなあ。


ここからはアイデアだが、
SKKみたいにこちらからフラグ操作して、
訓読み/音読みで該当する漢字優先変換、
みたいなことは出来ないのだろうか?

たとえばSandSみたいなもので、
ひらがなをカタカナで打てるとしよう。
薙刀式ならば、スペースの両脇にそのシフトキーがあれば、
シフト文字のカタカナも両手で打てる。

で、
「それテキ」なら「それ的」、「それてき」なら「それ敵」
みたいに変換する形式。
「カンじ」なら「感じ」、「かん」なら感、漢、看…、
「かんじ」なら「漢字」みたいな。

そしたら漢直じゃなくても誤変換を減らせない?

「一々これは訓読み?音読み?」と考える必要はなくて、
「誤変換しやすいパターンだけ覚えとく」
ことによって、実用的な速度にならないだろうか?

このアイデアには名前が必要とすると、
仮に「訓読み変換」としようか。
(実現にはIMEをつくることからになり、
辞書を二つに割る作業が必要だが…?)



目的は「漢字を一発で出すこと」なのか、
「誤変換を減らしてノールックで文章を書き続ける」なのか、
ということだと思う。

この動画は一芸としてすばらしいが、
僕は別に漢詩を書きたいわけじゃないと気づく。

となると、
「漢字を一発で出すこと」は、
僕の目的に対してオーバースペックなのでは?
と思えてきたぞ…


じゃあ、そもそも一意変換できてない変換はなにか?
という調査からだな…





(以下、岡さんへの私信)

2Uより大きなキーは、傾かないように、
スイッチの軸だけでなく横に支えるシステムがあり、
それをスタビライザーといいます。略称スタビ。
スタビはスイッチ軸よりコスト安なので、
スイッチよりもスタビがへたることが多いです。
(スイッチ沼の横にはスタビ沼もあります。
自作キーボードはMX軸だけど、MX用のスタビは、
各メーカーが死ぬほど出している)

件の問題は右側のスタビのへたり、ブレが原因?
グリスは塗りすぎると戻りがニチャッとするので、
簡単に剥がせて場所を特定しやすい、
テープ貼りのほうが好まれます。
それこそバンドエイドをカッターで切ってもよし、
マスキングテープでもよし。
それで場所を特定できたら改めてグリスでも。

あるいは感触が変わるけど、真ん中軸のバネをスタビ側に移動してもよいかも。
こうしたバネも売ってて、NiZが10gのバネを頒布してたはず。
posted by おおおかとしひこ at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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