を覗いてみた。
統計は141Fさんの10万字から。
アルファベットや数字、
薙刀式に対応していない記号は除いた。
●は、薙刀式で覚える必要があるもの。
逆に他は覚えなくていい、というのがすげえな、
と感じたのでその一覧。
まあまあ使う「ば」までをマイナーとした。
1. ゎ、ぢ、ヴ 0.001%●(v15ではヴ独立)
2. ぉ 0.01%
3. ぃ 0.017%
4. ぁ 0.023%
5. ぴ 0.025%
6. ぇ 0.028%
7. ぬ 0.042%●
8. ・ 0.043%●
9. ぺ 0.072%
10. ! 0.073%●
11. ぽ 0.075%
12. づ 0.080%
13. ぷ 0.086%
14. ? 0.095%●
15. ぞ 0.099%
16. ぱ 0.131%
17. ぐ 0.137%
18. 〜 0.144%(「から」で変換)
19. へ 0.160%●
20. べ 0.168%
21. ゆ 0.205%●
22. ぼ 0.215%
23. ず 0.223%
24. び 0.224%
25. ぎ 0.262%
26. げ 0.276%
27. ぜ 0.298%
28. ざ 0.307%
29. む 0.344%●
30. ぶ 0.358%
31. ふ 0.403%●
32. ね 0.410%●
33. ゅ 0.434%
34. ば 0.436%
記号は置いといたとしても、
ヴ、ぬ、へ、ゆ、む、ふ、ね
あたりが薙刀式でマストで覚えなければならないカナだ。
このへんは端っこやシフトになっていることがよく分かると思う。
中央部に対する辺境になるわけだね。
で、ここからが本題なのだが、
清濁別置配列って、●以外を全部不規則で覚えないと行けないのかあ、
と思って絶望している、という話。
v14から15に至る時に、
「む」や「ね」の位置を再検討したけれど、
そんなどころではない頻度のカナがあって、
それのことまで気にするって、
相当大変じゃないかと思ったんだよね。
新下駄を覚えようとしてた時、
「ざ」「ぞ」「ぐ」や半濁音は全く定着しなくて、
そりゃこんな頻度なんだから当たり前やわ、
と改めて理解する。
たとえば「ざ」を覚えるならば、
「実戦で偶然出てきた100字打てば覚えられる」
という経験則に従えば、
0.307%を100回打つには、3.3万字書く必要があるわけ。
そんなに新下駄練習しなかったなあ。
しかもそんなもののオンパレードだ。
全部が定着するには、
結構かかるんじゃないだろうか。
清濁半濁、小書き、拗音外来音、
ぜんぶ同置の薙刀式は、
とにかく清音50(清音46+っー、。)さえ覚えれば、
なんとでもなる、
という配列で、
これらのマイナーの闇をほぼ気にしなくて済むんだな。
僕は清濁別置を一個もマスターできなかったので、
自分の限界を感じて、
「いっそ全部同置だったらいいのに!」
と思ってアイデアを煮詰めた。
足りない能力ゆえに工夫できたんだろうな。
飛鳥のRayさんは、
一応これらのマイナーカナまでも、
すべて運指を考え尽くしたはず。
それゆえに複雑怪奇すぎて、
素人の僕は理解し尽くしていない。
飛鳥の使い手がいたら、
ほんとうに「ざ」や「ぞ」が指の繋がりを考えているか、
尋ねてみたい。
配列作りにおいては、
実はこうしたマイナーカナのほうがボスキャラなんじゃないか、
と最近思うようになった。
頻度の高い順に横綱カナ、大関カナ…
みたいにイメージしてたけど、
実はこいつらは雑魚キャラで、
簡単に並べられて、
こうした沢山のボスオンパレードを撃破しないと、
配列の完成ってないのでは?
などと考えるようになった。
なぜなら、配列作りの初期は雑魚キャラを並べるところからだからね。
完成近くになってやって来るのが、
こいつらボスキャラだなあと。
薙刀式にとってのボスキャラは、
「む」「ね」「ふ」であった。
上の表の中では、
「ヴ」はQ固定だし、
「へ」「ゆ」は昔からP固定だし。
「ぬ」は最後に余った場所と決めてるし。
なので、ブービーであるこの3カナで、
最後まで苦しめられている感じ。
これの調整で一年ぐらいやってるんだから、
ボスオンパレードをショートカットで避けて、
ほんとによかったわ。
マイナーカナと格闘した記録って、
飛鳥と薙刀式くらいでしか見たことがない。
新下駄はある程度でドライに切っているので、
これも一つのやり方だと思う。
その他の清濁別置のボスキャラの倒し方を知りたい…
2022年11月06日
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